宇都宮美術館で「ロトチェンコ×ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」を見て来ました。モスクワにあるロシア国立プーシキン美術館創立100周年記念だそうです。プーシキン美術館のコレクションはロココ、新古典主義、印象派などの西欧美術が充実しているみたいですが、今回の展覧会はロシア構成主義について。アレクサンドル・ロトチェンコとそのパートナーであり妻ののワルワーラ・ステパーノワの作品を見ながら、絵画における抽象化、特に非対象性と幾何学的形態という特徴が作られるまでの流れとその立体作品、そして社会や生活の中に深く関わっていく食器や服飾のデザイン、ポスター、舞台美術、建築、写真などなど見ることが出来ます。
ロシア構成主義というと、ロシア革命と新しい社会主義国家建設の流れと連動していた芸術活動だから、どことなく社会的なイメージを持ちがちだけど、ロトチェンコの無機質な幾何学的無対象絵画やポスター、写真は、単純に見ていてカッコいい。特にポスターが好き。
カタログ、しっかりしていてお買い得だったな(^_^)v
で、プーシキン美術館って何処にあるんだろう。
ということで、いつものマップ検索。
ロシアの首都ではあるけれど、やっぱりストリートビューはないんだな。ペグマンをストリートにドラッグすると写真だけは幾つも見られる。スライド写真を覗いているみたいな気分になる。
プーシキン美術館のすぐ近くにある救世主ハリストス大聖堂とか、お城みたいな建物がいっぱいだな。うーむ、行ってみたい。