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館林ジャンクション・中央関東の現代美術/群馬県立館林美術館

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茨城県古河街角美術館で毎年展示されているグループ展「ミックスジャムは見た」のメンバーの小林達也さんと光山明さんが参加されているとのことで、群馬県館林市の多々良沼のそばに立つ館林美術館に「館林ジャンクション・中央関東の現代美術」展を見に行って来ました。
館林周辺の現代美術作家を紹介する企画展。スペースに対して作家の数が多いのか、ちょっと窮屈なのと個々の作品数や解説、紹介が少ないような....という印象を持ったけれど、近隣の方にはぜひドライブがてら足を運ばれてみてはいかがかと思う美術館なのだ。良い環境に気持ちよく建てられた美術館だと思う。特に建物の外回りがオープンで気持ちが良い。
ただ.....前回行った時も思ったんだけど、何か残念なイメージも抱いてしまう美術館でもあるのだ。

僕が行くのは平日だからということもあるとは思うけど、お客さんが少ない.....。
フランスの彫刻家フランソワ・ポンポンのアトリエの再現など素晴らしいのだけど、なぜポンポンかというと館林といえば茂林寺の文福茶釜というポンポコポンとの語呂合わせ的なもので.......そのポンポンの作品を大量にコレクションしたところ生前のポンポンが禁じた死後鋳造であったことが発覚し大量の展示出来ないコレクションを抱えてしまったり.....それが響いているのか、常設展示がとても少ない。。
地域の人たちがもっと気軽に立ち寄りたくなる場所になれるようにするには......と大きなお世話だけどあれこれ考えてしまう。

ポンポンの死後鋳造を指摘したのはオルセー美術館なのだそうだ。ポンポンのコレクションといえばやはりオルセーなんだろうな。オルセーに行ったけどポンポンって覚えてなーい、という人も、通路の大きな白いシロクマといえば思い出すかもしれない。


群馬県立館林美術館
http://www.gmat.gsn.ed.jp/

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2012年05月29日 11:18に投稿されたエントリーのページです。

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