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奥塩原で湯治

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酷い肩凝りと眼のなかのチカチカ、足の関節の痛み。
このところ仕事ばかりしているからどうやら疲れが溜まったらしい。
休日の朝遅く、塩原の温泉街からもみじラインを登ったところにある奥塩原新湯温泉の湯荘・白樺に素泊り予約をすることにした。1日しか休みがないけど湯治しよう。
ネットで買い物した際のポイントが貯まっていたので2人で8千円ちょっとのところ、実質4千円で済んじゃった。
12時からチェックインできるみたいだったけど、食べるものを買ってから行こうと思い、余裕をみて1時からに。家から重めのワインを1本持った。うちの近所のパン屋さんでパンも買った。

チェックインして直ぐ、宿のすぐ近くにある3つの公共浴場のうちの1つに入った。
体が泥のように重くなり、部屋の布団に横になった。
2時間くらいして目が覚め、宿の風呂に入った。
またすぐに眠くなり横になる。そんなことを8回も繰り返した。
窓の外でヒグラシの声がしている。
溢れ出る源泉が川のように流れ、そのせせらぎが聞こえてくる。
途中でワインを開けてパンを食べた。
スペイン・リオハのテンプラニーニョとガルナッチャをブレンドしたワインは思った以上に美味しく、イチジクとオレンジの香りのカンパーニュと良く合い、あっという間に無くなってしまった。
温泉に入るほどに、肩の痛みが和らいだ。
宿のすぐ裏の岩肌から吹き出す噴煙からも分かるように、お湯は新鮮な硫黄泉といった透明感を持ち心地よかった。なんと言っても、このお湯が気に入った。
部屋に戻る度にすぐ横になり眼を閉じた。まるで病人。
ほかの部屋の宿泊客はみな自分よりかなり年上のようだったけど自分よりも元気に見えた。
夜中にほんの少しだけ雨が降った。
雨を頭に感じながら露天風呂に入った。
持って行った本も読まず、
電波は圏外だったから翌日の野菜の注文もせずに休みを過ごした。
塩原なら車で30分ちょっと。南仏なら鷹の巣村にドライブするくらいの程好い距離だ。
朝、仕事の買い出しがあるから8時にチェックアウト。
足取りも少し軽い。
久しぶりにこうしてブログでも書こう、くらいに回復したようだ。
また来よう。

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2013年07月05日 11:48に投稿されたエントリーのページです。

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