モンマルトルのホテルにチェックイン。家からの長い移動の距離と疲れを洗い流すかのようにシャワーを浴びた。それでもまだ外は明るかったので外にでて丘に向かって歩いた。
ホテルから最寄りの教会にでも行って、この旅の安全祈願でもしておこうか。
丘に登ることはサクレクールに向かうことでもあるけれど、その途中にこの教会があった。
このサンジャンドモンマルトル教会は鉄骨を露にしブリックとセラミックを使った硬質な表情をして大学や図書館を想わせる、あまり見たこのないタイプの教会だった。
内部はより硬質でスチール感が強く、鉄とステンドグラスといった印象。
Wikipediaによれば、建てられたのは1894年から1904年とあるからエッフェル塔完成の5年後から建てはじめられている。エッフェル塔もそうだったように、建築に際しては非難もあったとされているから、この時代の流行を映したものとしても貴重な存在のように想える。
ここを建てた建築家Anatole de Baudotって、ル・デュクの弟子なんだ。
Église Saint-Jean de Montmartre/ Wikipedia
http://fr.wikipedia.org/w/index.php?title=%C3%89glise_Saint-Jean_de_Montmartre&oldid=97036330