見学時間前に着いちゃったのでベンチでオレンジたべながら待つのこと。
そう、旅行中、僕のバッグにはいつもオレンジが入ってる。
開いたー。
通称 Barcelona Pavilionバルセロナパビリオンらしいけど元ドイツパビリオン。
ガウディもいいけど、こっちのほうが脳がドキドキしているよ。
いやー、かっこいい。っていうか、どうやって立ってるんですかね、これ。
互いに交わらない壁の上に板を載せたような風の留まるところのない、箱とは呼べないような箱だなあ。
あの人が受付さんで、見学料もあの人に払いました。
もっともミニマルなレセプションだね。
バルセロナで見るバルセロナチェア。
落ち着いてみると視覚的効果の低いものは十字のステンレス柱だけだと思えてくる。この柱で屋根を支えているんだね。
入口を通るときに柱がじゃまだなと思ったから、石壁を手前にして通路を狭くするのはよくないんだろうかと考えたけど、この角度からみると並んだ柱を見せたほうがいい、ということなのだろうかと独りまた考える。
石の断面がシンメトリーになるようにレイアウトされてるなぁ。万華鏡っぽい。
磨りガラスと透明ガラスと石。
天井や壁に照明がないのもいいな。
コンセントは床からだけにして灯りが欲しいときは美しくデザインされた照明器具を持ってくればいいんだー。
部屋の中からは見えずに、バックヤードでは額に収まるゲオルグ・コルベの彫刻。
あー、面白かった。