モンジュイックの丘にあるカタルニア美術館、丘の下から見上げながら近づくからより大きく見えるなぁ。
中世から近代、現代までのカタルニアの美術を中心としたコレクション。
どちらかというと近現代よりもロマネスクや近代以前までのコレクションが見所という感じがします。カタルニアにとってはとても意味のある美術館だなぁ。
美術とは関係ない話だけど、
この日、朝からずっと気になっていたことがあったのだ。正確にはバルセロナに着いてからなんだけど、美術館やギャラリーに入るとき必ず挨拶しているんだけど、教科書にあったスペイン語の挨拶と違う言葉を言われるのが気になっていた。
特に、この日行ったカイシャフォーラム、バルセロナパビリオン、カタルニア美術館での朝の挨拶で、こっちが「ブエノス ディアス」と言おうとしているところを「ボン ディア」と言われ軽くフリーズしてから「オーラ」と返した。
ボンディア?、そんなの習ってなーい。
相手が笑顔だから差別的なものじゃないとわかるけど、「こんにちは」に対する「ちわーっす」なのか、とか妙に気になる。
で、iPhoneでWifiを使って調べてみると「ボン ディア」はカタルニア語だと知る。
日中使う「オラ」はスペイン語もカタルニア語も一緒だから気にならなかったんだ。
スペイン語の「ポルファボル」はカタルニア語では「スィウスプラウ」になる。ちょっとフランス語っぽい。
もちろん、カタルニアの人でスペイン語が分からないという人は殆どいないんだと思うけど、これが分かってかなーりスッキリした。カタルニアの文化を大切にする施設だからカタルニア語で挨拶しているのかもしてないと思った。そしてアパートに帰ってからカタルニア語の挨拶と数の数えかただけ覚えておくことにした。
僕はこんなちょっとしたことで不安になったり安心したりするんだな、と知ると同時に、翌日から店などで話しかける時に随分気持ちが楽になった。
カタルニアに入ってはカタルニア美術を見るなり。
ロマネスク様式の壁画、サン・クリメント教会の全能のキリスト。
実は、この2週間近くの美術館巡りで少々集中力に陰りがみえてまいりました。
このドームの中にはカフェがあり、ドームの中だけ無料wifiが使えます。
お腹も空いたしサンドイッチ食べながら休憩。
ここでボンディアを知りましたから、ボンディアドームと名付けましょう。
ミロだわー。
バルセロナの現代美術といえばタピエスみたいです。
近現代もカタルニアに縁のある作家の作品。Miquel Blayってはじめて見ました。
キレイだな。
Josep LlimonaのDesolation。
近代のスペースにはもちろんピカソやカサスの作品もありました。
外に出ると嵐でもきそうな寒いような温いような風が吹いてました。
曇ってるけど寒くないから気持ちいいや。