バルセロナ、ゴシック地区にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの神殿の柱4本のみが残っているというので見に行きました。
かつてのローマ属州ヒスパニアの頃。個人的には初代皇帝アウグストゥスよりも共和制ローマを帝政に導き若きアウグストゥスを後継者に選んだカエサルに魅力を感じるけれど、これは内戦の頃よりもパクスロマーナの街の記憶ということですね。
込み入った路地を進み、あそこかな。
どうやらそうらしいです。
見学出来る時間が季節や曜日によって異なりちょっと複雑ですが、指定のお休みに意外の日曜は年間通して10時〜8時まで見られるみたいです。
おーー!この狭いところにローマの遺跡が。
この柱、こうして見学できる前は家の中にあったらしい。
説明によれば、アウグストゥスを祀った神殿(古代ローマは日本と同じ多神教ですから実在した人間も神格化したわけで)の左側後ろ4本の柱だそうです。
神殿の他の部分は、後にこの地域を含めたイベリアとガリアを制服したキリスト教の西ゴート族などによって壊され建材として再利用されたみたいですね。
回りを囲むのは個人のお宅だそうで、すごい場所に住んでるな。
ウェディングドレスを来たモデルさんの撮影みたい。
あら、ちょっとキルスティンダンスト似だわ。
この街の雰囲気はハリボテと違って写真にしても重みがでるでしょうねー。
Temple d'August/ Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Temple_of_Augustus_in_Barcelona