
バルセロナのエスパーニャ駅からカタルーニャ鉄道に乗って郊外にあるコロニア・グエルへ。
教会の最寄りはコロニア・グエル駅だけど、その駅からZONE2なのだそうで、その手前のモリ・ノウで下車すればZONE1、余計にお金を払わなくて済むのだそうだ。
たまたま電車で乗り合わせた青年2人がモリ・ノウで降りずそのまま電車に乗っていたが、コロニア・グエル教会にほぼ同時に着いた。ということは所要時間としては同じみたいだ。

何もないなー。

誰もいないなー。
ちなみに、コロニア・グエルに行くにはこの歩道橋を渡ってはいけない。駅構内から地上に降り、線路に沿った大きな通りを進む。

道路沿いは廃墟のような家が多かった。
田舎の国道沿いを歩いているような感じ。
お腹が空いたけど店もない。

そんなこんなで、繊維工場を中心としたコロニア・グエルの敷地に到着、住宅地を抜け教会に着いた。
見学にはチケットが必要で、近くのインフォメーションでチケットを購入。
国際学生証を出してみたらすんなり学割してもらえた。5.5ユーロ。

いかにも作りかけだけど、サグラダファミリアのように工事中ではない。
ここはガウディのパトロンでもあるグエルの繊維工場のために作られた街、コロニーの中に済む住人のための教会として作られようとした。1914年のバルセロナの財政危機によりグエル家がガウディに工事資金出資の断ち切りを通告、この教会の建設は中断されガウディは建設から手を引く。翌年にこの半地下の部分のみ完成していたのでバルセロナ司教の祝福を受けて「地下礼拝堂」と呼ばれるようになり、別の建築家により上階の壁と屋根が作られ現在の形となる。1918年にはグエルが死去。
かつての産業の遺産といった雰囲気が漂っているこの街にあまり活気は感じられないが、区画整理された閑静な住宅地には今も人が住んでいます。

礼拝堂内部。

ベンチなどもガウディの設計なのだそうだ。
直線がほとんどないないね。

いろいろな要素が詰め込まれバランスを保っている、密度の高い空間だなぁ。

閉まっていると花の形のようだけど、開口部は蝶々みたい。

窓の形も変わってるから、光の入り方も変わってる。
マテリアルの種類も多く、空間が狭いこともあってか整然とした感じではない。自然界の混沌を見るような、ガウディ色の濃い、ほんとに独特な空間で、建築学的なことは残念ながら僕にはまだ解らないけれど、熱心なカトリック教徒でもあるガウディの宗教的な施設の設計のイメージというのを実物から感じようとしながら時間は過ぎる。
完成してないのは残念だけど、建築の多くは出資者あってのものだから仕方ないね。

天井のレンガ、スゴいね。

聖家族の祭壇。


外階段で礼拝堂の上に登る。
この部分が別の建築家によって作られた部分らしい。

柱の位置かな。

やっぱり爬虫類っぽい。
このステンドグラスを保護している格子は工業再生品なのだそうだ。

Colonia Güell
http://www.gaudicoloniaguell.org/