ローマ往復の航空チケットを探しているときヨーロッパ系の航空会社がみんな高かったので、今回は、一度乗ってみたいと思っていたエミレーツ航空にしてみました。このお帽子が素敵ですよね。ドバイ国際空港経由です。
テロの報道の影響があるのか否か、座席には空席が目立ちました。
行きが、成田からドバイまで12時間、ドバイからローマが6時間。直行便ならドバイまでの時間でヨーロッパに着いちゃいそうですが、今回は価格と好奇心から遠回りです。
たしかに座席はゆとりがあって狭苦しくなく、機内食も普通に美味しくいただき、お酒はスピリッツやリキュールも無料、見られる映画もたっぷりですので、評判通りの快適な移動です。
この空港かなり広く、乗り換えは行きも帰りもターミナル移動で、エレベーターに乗りトラムに乗って移動しますから、それなりに乗り継ぎの時間が必要かもしれませんが解りやすいです。
免税でポルシェ売ってたり、空港の時計は全てロレックスだったりしますが、全体的に普通に清潔感のある空港でした。
あまりに喉が渇いたのでクレジットカードでスタバでフラペチーノを買いました。
アメリカみたいに名前を聞かれたので、カズ、と言ったら、Kassin、となりました。
はじめまして、Kassinです。
さすがお酒を飲まない国だけあって、免税のお酒はみんな割高でした。
この国には宿泊できないなー。
通貨はUAEディルハム(AED)表示です。1AED=30JPYくらいだそうです。
冬だけどドバイの外気温は20度、ダウンを着てのターミナル移動に汗をかいたので、持っていたTシャツの着替えとタオルを持ってトイレに行き、個室が空くのを待っていたら、清掃係のお兄さんが寄ってきて、シャワー?と聞いてきました。
ん?と聞き直すと、また、シャワー?と。
シャワーがあるの?と聞いたら、頷き、シャワー?
いやいや、拭いて着替えるだけ、というと、アー、チェンジ?
うん、チェンジ。
付いてこい、と手招きして列を離れ、閉まっている個室の先にある鍵の掛かった扉に鍵を差し込み開けると、そこはシャワールームでした。
シャワーだ、無料?と聞くと、目を瞑り頷きながら、俺の気持ちだ、というようなジェスチャーでした。
ありがとう、と言って中に入り、せっかくだから浴びちゃうか!?と思ったものの、靴を脱ぐ場所は特になく、服を置けそうな腰掛けみたいなものにはシャワーの水が掛かりそう、というか濡れていて、フックがあったのでそれにビニールの袋でも引っ掛けて服を入れればシャワーが浴びられそうだけど用意もなく、シャワーの床がトイレと床と全く一緒というのも少し抵抗があったので、上半身だけ脱いでタオルで拭いて着替えるだけにしておきました。
それだけでもかなりスッキリ。
ありがとう。
成田からはボーイング、ドバイからローマへの便はエアバスでしたが、エンターテイメントシステムはどの路線も同じで......こうしてローマまでの道のりで「ドラえもん」を見ながら目頭を熱くしてしまったりもします。
そんなこんなでローマに午後1時着。
この便を選んだのはこの時間に着くからというのもありました。
ローマのフィウミチーノ空港から5ユーロくらいのバスに乗り、3、40分でテルミニ駅へ。
そのままホテルにチェックイン、シャワーを浴びてからぶらっと散策へ。