ローマはモザイク好きにもたまらない場所なのでしょう。
この教会はとても小さく地味だけどその一つのようで、4世紀に創建されたというからキリスト教初期の頃。全体的に、その後、増築や改装もされているでしょうから何となく古代、中世、近世がミックスされたような印象があります。
主祭壇の後陣のモザイク「キリストと使徒」は4世紀のものなのだそうですが、ピカピカです。
双眼鏡で細部を見ると、おー!とはなりますが、まだ僕はモザイクフリークではないようです。この写真では見えませんが、海の部分に、牛のルカ、鷲のヨハネ、ライオンのマルコ、羽根生えてる人マタイが見えたあたりで図像学を思い出したりして、あー、というくらいでしょうか。
古代を想わせる外観のファサードとは違った印象の内装でおもしろい感じです。
Basilica di Santa Pudenziana
http://www.oratoriosantapudenziana.it