今回、エディンバラから蒸留所へのアクセスとして自力も考えたのだけど、試飲することも考えてバスツアーを選択しました。
日本を発つ前にインターネットから予約したツアーが、グレイラインGray Line ScotlandのHIGHLAND WHISKY EXPERIENCEという観光名所を通りながらグレンタレット蒸留所へ行くツアーだったのですが、
予定日の前日にメールにて参加人数が少ないので中止となったので、ネス湖のクルージングに無料でアップグレードできるけどどうしますか?という案内が来ました。
オンシーズンならこんなことはないのかもしれないけれど。
HIGHLAND WHISKY EXPERIENCE
http://www.graylinetours.com/tours/highland-whisky-experience/
で、お断りしたら直ぐにカードに返金されそれまで。
ちなみに、こちらのツアーは日本語でも紹介されているツアーと同じものなので、こちらも同じことがありそうです。(日本語のツアーサイトには人数が少ない場合は中止になるという説明があります)
スコッチウィスキー蒸留所探訪☆ハイランド日帰りツアー<エジンバラ発>VELTRA
https://www.veltra.com/jp/europe/uk/scotland/a/13951
ホテルにチェックインした時に繋がったWifiでメールを受け取ったので、そのままホテルで他のバツスアーを探してみるも上手く見つからず、レセプションに相談してみると、このツアーがベストだよ、と勧めてくれたのが、rabbie'sツアーでした。
Discover Malt Whisky
https://www.rabbies.com/en/scotland-tours/from-edinburgh/day-tours/discover-malt-whisky-day-tour
エディンバラだけでなくグラスゴーからのツアーもあります。
出発地を選んぶと1日、2−4日、5−6日、8−17日、とツアーがカテゴライズされています。
日数の余裕があればアイラ島に行くツアーもあるみたいです。
もし現地ツアーを探している方がいらっしゃればご参考まで。
ただこのバスツアー、移動中のバスの中では終始ドライバーの方が車窓から見える風景やスコットランドの歴史などについて軽快にそして熱心に教えてくれます。時には名指しで質問されます。笑
丁寧に答えを聞いてくれますが基本英語のみですので、ヒアリングだけじゃない辺りにハードルがあるかな、と。汗
僕などはスコットランドの歴史についてほとんど知らなかったので、
説明を聞いていても取っ掛かりになる個人名や地名、戦争の歴史などのキーワードが見つけられずに、かなり内容がわかりませんでした。。
ガイドさんは運転しながら年数まできっちりと教えてくれているので ちょっと申し訳なく感じたり。
とはいえ、あまり深く考えても仕方ないので、参照までにツアーの内容をメモしておきます。
ツアーの集合場所は駅近くにあるrabbie's cafe前です。
ちょっと早めに来てモーニングを食べました。
店内には駅のような大きな電光掲示板があり、ツアー出発情報が掲示されています。
こんなビジネスがあるんだなぁ。
サンドイッチとキッシュ。
お昼用のサンドイッチもここで買いました。
スコットランドカラーのベンツのマイクロバスで出発です!
あ、馬だ。
スコットランドは想像以上に草原と羊だらけでした。笑
スターリングキャッスル前で停車。
ここまでの道のりでこのお城についての説明がありました。
みんなで降りて記念写真を撮ります。
解説で耳によく残っているのは、ピューリタン、アーガイル、ジェームス。
学校の授業が英語のヒアリングだけだったら落ちこぼれるよ。
1月下旬、寒いです。
山の上に街があるんですね。
グレンゴイン蒸留所に到着です。
敷地内を仕込み水が流れています。
とても美しい蒸留所でした。
ロック・ロモンド & ザ・トロサックス国立公園の眺め。
バスを路駐してバスから降りました。
のんびりした雰囲気ですが、
たまに通る車は、みんなけっこう飛ばしてます。
あの山がハイランドとローランドの境界だそうです。
ランチ休憩のバルマハ湾に着きました。
ランチ付き(別料金)と知らず、サンドイッチを買ってきちゃったのでツアーのみんなと別れてベンチでランチ。
カモが寄ってきました。
食うか? ほれっ。
いやぁ、外は気持ちがいい♪
.....と思っていましたが、30分もすると体が冷えてきました。
みんながランチを立ている店のカフェバースペースに避難。笑
少ししたらみんな食べ終わったみたいで、
あれ?ビール飲んでるの?って声かけられました。
次の蒸留所のあるドューンに向かいます。
やっぱり、ずっと草原と羊の群れです。
中世の城、ドューン城だそうです。
よくわかりませんが、ロバート3世とかスチュワートとか、ジェームスがイングランドに囚われて18年ロンドン塔で過ごしたとか、獄死とか処刑とか暗殺とか、とても血腥い歴史があるそうです。
日が落ちてきたので寒いです。
ティース川の畔り、ディーンストン蒸留所に着きました。
来る途中、ドゥーンの街中を通りましたが、人の気配が少なく、
かつてこのディンストン蒸留所が紡績工場として栄えていた時代に作られた街なだけに産業遺産的な街に見えました。
そういえばバルセロナの郊外にあるコロニアグエルに行った時も同じ雰囲気を感じました。
工場に勤める人たちが住む家が作られ、病院、教会、学校が作られ、村になります。
その街で生まれ、育ち、その工場で働くことになる。
工場がなくなると人は村から離れ、
栄えた産業の面影を残した集落が残るわけですね。
日本にも多くありますが、世界中のあちこちにあるんでしょうね。
この蒸留所自体が貴重な産業遺産のようです。
蒸留所のガイドツアーはどちらも4〜50分でした。
ここからエディンバラまで帰ります。
暗くなってきました。
ちょっと眠い。。
帰途の車中も、ドライバー兼ガイドさんが盛り上げようと一生懸命です。
馬が見えるからカメラを用意して! と言われたので構えました。
高速運転ですので そりゃボケますよ。
予定通りの18時過ぎにエディンバラ到着。
かなりの距離を走ったんですね。
ドライバーさん、ありがとうございましたm(_ _)m