
何度も行きたいと思いながら、行けなかった美術館でした。
リュクサンブール美術館は企画展のみの美術館で、僕らのパリ行きの日程がオフシーズンということもあるのか なかなかタイミングが合わなかったんです。
今年の2月はファンタン・ラトゥールの回顧展でした。
ラトゥールといえば、美術好きにはジョルジュ ド ラ トゥールが頭に浮かぶ人の方が多いと思います。
ファンタンは ちょっと地味な作家でもあり、またこの時代の流行(印象派)に乗らなかったためにあまり名前を聞かない作家かもしれません。
そのファンタンを再考しようというこの企画、この美術館はいつも魅力的な企画展をしている美術館だと思います。
彼の作風は写実主義やロマン主義、象徴主義といった雰囲気ですが、どこに属することもなく、独自の道を進んだようです。有名なのは静物画と友人たちのグループの肖像画でしょうか。
この展覧会では、その先に一歩進み、ファンタンの持っていた大量な裸婦写真とそれを元に描かれた絵画を並列で展示。また晩年の、音楽(クラシック)からイマジネーションを広げた神話的世界を描いた絵画まで展示して、彼の全体像を見せてくれました。
またパリに来られるタイミングで企画展があればぜひチケットを取りたい美術館です。
いつも人気だそうで入場制限があり、オンラインチケットは入場時間を決めて購入します。場合によって売れ切れもあるそうなので、早めのチケット購入がおすすめです。







