« 室井弘道 木版画作品展『JAZZと紙音』/ 殻々工房 | Main | パリにある Golden Pat という店 »

ロンドンからユーロスターに乗って ペリへ。

今年2月の回想ですが、
もう年末ですし、そろそろ怒涛のラストスパートで終わらせます。
最後の移動はパリです。

ロンドンからはパリへはユーロスターを使って移動しました。
セントパンクラス駅からパリの北駅まで、片道45ポンドで2時間半。
乗る前のセキュリティチェックが空港並みでちょっとちょっとビックリ。早めに行っといて良かったぁ。

列車でドーバー海峡を渡るのを楽しみにしていたんですが、
二人ともすぐに熟睡してしまって、気がついたらパリでした。(笑

パリは好きです。

毎回パリ経由しても良いくらいに何かある。
スパイスなどを買うにも種類が豊富で、ロンドンでも買えるけどパリに来てみるとやっぱり安い。
日常の簡単な食事の中に香りや艶があったり、素朴さの中にも程よい力強さとセンスを感じる。
美術を見るにも企画が豊富で発見があって飽きさせない。

これは良くないのかもしれないけど、
街は美しいのに人がそれを汚して生きている。
掃除する人がいるけど、また人が汚しながら生きている。
初めて来た時には、街じゅう落書きと吸殻と犬の糞だらけでこんなに汚い都市は初めてだと思った。

東京の渋谷や新宿って下水の臭いがする印象があるけど、
パリは下水の臭いに香水を振りかけてる印象がある。

路上で寝てる人も多いけど、おしゃれな人も多い。
無愛想な男性も多いけど、愛想の良い女性も多い。

セーヌの近くに来れば昔のままで手をつけられないから、高い建物も少ない。
社会の影も、街の汚れも、人間らしさとして受け止めながら、すっきりとした風景が目に映る。

街の色がくすんでいるのも心地いい。
なんで水がこんな色なんだろう、って思いながら、嫌いじゃないってまた思う。

20171208001.jpg

20171208002.jpg

20171208003.jpg

Trackback

このエントリーのトラックバックURL:
http://karakara.pepper.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1857

コメントを投稿

BLOG News → Twitter

iconmonstr-twitter-3-32.png  iconmonstr-facebook-3-32.png  


About

2017年11月01日 22:38に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「室井弘道 木版画作品展『JAZZと紙音』/ 殻々工房」です。

次の投稿は「パリにある Golden Pat という店」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34