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ティッセンボルネミッサ美術館

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僕らの購入した国立美術館カードでは入れないティッセンボルネミッサ美術館Museo de Arte Thyssen-Bornemiszaです。

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ハインリヒ・ティッセン・ボルネミッサとその息子のハンス・ハインリヒ・ティッセン・ボルネミッサによるコレクションに夫人のコレクションも加えられた展示だそうです。
古典から現代まで、美術の流れを一気に見ることもできる充実したコレクションでした。


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最近、ひとつひとつ回想している時間がなくなってしまって纏めてざっくりと。

展示は順路に習って進めば時代順になっていました。
ギルランダイオ、カルパッチョ、クラナッハ、ホルバイン、ハルス、ルーベンス、カラヴァッジオ、ルーベンス、、辺り見ごたえがありました。
エルグレコも複数あります。

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カラヴァッジオのアレクサンドリアのカタリナは、ただならぬ雰囲気を放っているので目を奪われました。


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本当にあらゆる時代の作品が見られます。

この部屋にあったドガの黒い池がいい感じでした。

ここまでが1階。
ここから2階に上がります。

近代絵画もたっぷりあります。
フラゴナール、ヴェルネ、モネ、マネ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、マチス、ムンク、ココシュカ、などなど。

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あらゆる時代の作品が見られるとなると、逆に特化している部分はどこに見られるんだろう、ということを考えながら見るわけですが、
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナーやフランツ・マルク、エーリッヒ・ヘッケルなどのドイツ表現主義やドイツ系の作家のコレクションも多く見られるようになり、ノルデもあり、ジョージ・グロスの作品も多くありました。
この辺りはやはりドイツ出身という繋がりなのかなぁ。

とはいえ、僕にはこの辺りのドイツからロシア系のコレクションが印象に残っています。

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まだまだ続きます。
ダリやエルンスト、タンギーや、
ベーコンやフロイト、
リキテンスタインやステラ、クーニングなどアメリカ抽象表現主義から現代までやはり美術史のカタログを見ているようなコレクションです。

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この窓に挟まれた壁にあるオキーフの収まりが良かったな。


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フロイトによるボルミネッサ氏。

ゆっくり見て3時間ちょい。
このあとアパートに戻ってお昼食べてから、お散歩がてらプラド美術館で1時間くらいブラブラしました。

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2018年04月14日 21:51に投稿されたエントリーのページです。

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