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イタリアの国立美術館入場無料日にアカデミアとカドーロを廻ってみる。

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昨年2月の旅のメモ。
もうすぐ1年経っちゃう......というか、1年掛けて次の旅まで回想してるって感じ。
 
 
イタリアの国立美術館・博物館では毎月第一日曜日が入場無料だったのですが、2020年からは10月から3月までのサイレントシーズンのみになったそうです。オンシーズンは年間に何日か各々の施設が入場無料日を決めることになったとのこと。

ローマのヴァチカンの入場無料日は開館時間前にすごい行列ができます。
ナポリの考古学博物館は平日ガラガラなのに無料となると入場制限がかかります。
ゆっくり見たい美術館であれば、敢えて無料日の前日が狙い目と思います。
 
 
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今回、ヴェネツィアのアカデミア美術館はアックアアルタに当たったこともあり空いてました。
 
 

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中央にジョヴァンニ ベリーニのサンジョッベの祭壇画(玉座の聖母子と聖人たち)。
左にはヴィットーレカルパッチョ。他にもティッツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットなどなどあるのですが、修復中やレンタル中もあって、見られない作品が割とあります。
仕方ないねー。
 
 
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ベリーニの受胎告知。


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ベリーニの聖母子の横にはメムリンクの若い男の肖像がありました。
 
 
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企画展示としてジョルジョーネの作品と解説が纏めて見られました。


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前回、教会もいろいろ回った後に来たらキャパオーバー気味になってぐったりしました。
ずーっと宗教絵画見てるとすごい疲れるんですよねー。
  
 
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ヒエロニムスボスも見逃せないコレクションです。

この日は無料開放の日だったから、結構多くの部屋が見られませんでした。
そういうことって、他の美術館でもよくあります。
 

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個人的に好きなのがこのジェンティーレ・ベリーニ。
1496年に描かれたサンマルコ広場での聖十字架の行列。
この絵の中の鐘楼、この50年後取り壊され場所を移動して再び建てられたそうで、現在の広場にある鐘楼の位置と違う場所にあります。
絵の中の風景と現在のベネツィアは何も変わってないようで、変わってるんですね。とはいえ、500年もまえのことだけどね。


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こっちの方が見ていて楽しい、ジェンティーレの聖十字架の奇跡。
運河に落ちた聖遺物の十字架をみんなが拾い上げようとする中、同信会長アンドレアヴェンドラミンが拾い上げた、という場面。
後ろに見える橋はロレンツォ橋です。
女が奴隷に飛び込めって言ってたり、手前には作家ジェンティーレの弟で、先にあげたジョヴェンニベリーニや父のヤコポベリーニの姿もあります。


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これはヴィットーレカルパッチョのリアルト橋における聖十字架の遺物の奇跡。
後ろに見えるリアルト橋は現在でも有名な観光名所。
この絵の中では、かつて跳ね橋だった頃のリアルトが見られます。


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ジェンティーレの作品はここで見られる作品と、ミラノのブレラ絵画館で見たアレクサンドリアで説教をする聖マルコも印象の残ってます。
弟のジョヴァンニが凄すぎて少し霞んでしまうジェンティーレですが、作品は楽しくて好きです。
 
 
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アカデミアからグランドカナルのヴァポレットに乗ってカドーロまで移動。
やっぱりヴァポレットは乗り放題にして使いまくりたいです。
 
 
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定番のマンテーニャのサンセバスチャンやティッツィアーノだけでなく、美術館では現代美術作家との企画展もありました。


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カドーロ周辺は美味しいバーカロやトラットリアが多いので、食事もこの辺りで。
最近は日曜日もやってるお店があるので、食いっぱぐれないかも。

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2020年01月12日 11:21に投稿されたエントリーのページです。

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