この春行こうと思っていた美術展が全て行けず。
なかでも楽しみにしていた国立近代美術館でのピータードイグ展。
代表的な旧作から新作までを通して見られるという機会でしたが、再開の可能性はないといえないが会期は6月中旬までなので、遠方から赴くにはまだ早いかな。と、勝手に諦めて、行ったつもりで図録専門販売サイトMARUYODOで公式図録をポチッとクリック。
これが少しでも美術館の利益になってると良いのだけど。
このメモを書いてるところに、画家の佐藤陽香さんからFacebookで「7日間のブックカバーチャレンジ」のバトンをいただき、あ、ちょうどいいやー、(←軽い)ということで、これが1日目。明日からはFBに本の写真アップします。
国立近代美術館でのピータードイグ展は3月26日にスタートして29日から新型コロナの影響で臨時休館。
美術展を開催するに当たり何年も掛けて準備に携わった方達の今の気持ちを考えると、その無念如いかほどかと思います。
僕は美術展に行くと図録も買うことにしています。
いつもは展示を見てから図録を買うから頁を開くときは確認作業だけど、
展覧会開催中に見てないのに図録を買うのはこれが初めて。
子供の頃に月刊紙を買った時の、期待の籠もった興奮に近いものを感じる。
店番をしながら4時間の営業時間で解説もインタビューも読了。
店には馴染みの方が来て下さるくらいだから、ドアが開くまでは座って読んだ。
テイクアウトのみだから誰も席には座らないしね。
彼の作品の大きなスケールは図録では再現できないけど仕方ない。
絵を2本指で広げようとして、あ、何やってんだ、とタブレット慣れを再確認。
久しぶりに諸々の不安と時間を忘れ、
絵のなかだけでなく、自分の現実と虚構とのボーダーも揺らぐ 浮遊した時を過ごしました。
ピーター・ドイグ展 | 東京国立近代美術館・特設サイト
https://peterdoig-2020.jp
図録専門販売サイトMARUYODO・ピータードイグ展・図録
https://maruyodo.jp/goods_detail.php?id=1064