両親はひと月だけ同い年になる月があって、
その月にふたりの喜寿をエピナール那須のフレンチでお祝いしよう、と1年前に予定していました。
新型コロナで状況は分からなかったけど1月に宿泊予約を入れておいたところ、緊急事態からレストラン・メリメランジュが休業に入り、今回、再開を待ってのお祝い。
こちらのレストランは今までもお祝いの席で利用させていただいてますが、空間に余裕があるし、サーブしてもらえるので感染の不安も少ない印象があるのでリラックスできました。
あー、冬休みも旅行行けてないし、お泊まりするの久しぶりだなー。
ということで、ディナー前に温泉入って。
夕陽とアサヒ。
間違って小さい缶買ってもうた。お上品でけっこう。
せっかくなのでワインは「ソムリエ厳選デギュスタシオンセット」という5杯のワインで合わせてみました。食事中足らなくなってグラスで追加しましたが.......きっと普通足りるんだと思う。
食べたものを忘れちゃう、というか、食べたことも忘れちゃうかもしれない年頃なので幾つかメモ。
春の香りと一緒にシマアジとアンチョビでワインがすすみます。
この前の皿で小さなパテカンあったのですが、それがまたワイン泥棒。
フォアグラのポワレのキャラメルコニャックソース。
オレンジの香りと酸味が心地いいです。
那須のいろんな野菜がいろんな味付けで食せるメリメランジュらしい ひと皿。
オマールとホタテのポワレ。
おすすめのワインセットのマコンヴィラージュが足りなくなってしまうワイン泥棒の旨味。上からデュカが振りかけられていて、パリのアンファンルージュを思い出す楽しいひととき。
ドライエイジドされた和牛にポイニャックの赤。
最後に、スイーツと一緒に花火とプレートには喜寿おめでとうのメッセージ。
スタッフの皆さま、誠にありがとうございました。
ぜひ那須でお祝いの席など計画がありましたら、エピナール那須さん、おすすめです。
フレンチならメリメランジュ、和食なら菜す乃があります。
そういえば、14年前に他界した祖母の喜寿の時に、両親がセッティングした食事会は自分たちがウェディングをした乗馬クラブのフレンチレストランでした。
やはりその時のことを思い出し今の自分たちと比較するようで、我が家では喜寿はひとつの節目になったような気がします。