ここ、躯体の桁が露出しているだけの部分。
大工さんは一日たらずで、ベランダを作ってしまう。すんばらしい。
大工さんのお仕事は、これでひとまず終了。
親方は数日前から、もう次の現場へ移動している。
我々と同じ歳くらいの大工さん(我々は親しみを込め、内輪でこっそり「まーくん」と呼んでいる)が、独り黙々と、次々に工具をトラックに積んで、
みるみる片付けて、とっぷり日が暮れたころ、「じゃ、お疲れさまでした」と、爽やかに走り去っていきました。
車のライトしか見えなかったけど、さぶいよ~と震える私達とは対照的に、大工さんの後ろ姿ってなんて頼もしいんだろう。
親方、まーくん、お疲れ様でした。