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薪ストーブにシングル煙突を買いました。

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4月に入り穏やかな日が続いています。
日中は作業すると汗ばむくらい暖かいのですが、夜になると冷え込み、まだ暖房が欠かせません。
オープン前に薪ストーブを設置する予定。ストーブはスカンディバーム社のオリオン、販売はBrenne-Brenneです。モニター契約して購入させて頂きました。

ずっと煙突工事で悩んでいました。
那須にある煙突工事業者さんに見積もってもらったところ、部材だけで20万円はするとの事。
それじゃ、普段使いしようとしている庶民には買えません。

文章、ちょっと長くなりますよー。悩んだから・・・。

薪ストーブの煙突の口径は何種類かあって、ストーブによって異なるのですが、うちのストーブは106mm。国産のストーブと同じ口径です(ノルウェー製なのだそうですが)。
ちなみに、ダルマストーブは120mm、ほかにも何種類があるようですが、ヨーロッパやアメリカのストーブの多くは150mmだそうです。
煙突は太いほうが排気が良いそうで全ての業者さんのオススメです。
細い煙突口径のストーブに太い煙突を付けられるようにするためのアダプター(レジューサともいうそうです)を購入する事も出来ます(8000円程度)。

煙突を設置する際、屋外に露出する部分は二重煙突がオススメだそうです。
煙は煙突を通っているうちに冷めてしまうと排煙する力が落ちるのと、冷めると煙突内に水滴が付いてしまい、煙突内にクレオソートと呼ばれるものが付着してしまいます。このクレオソートは、きちんと掃除しておかないと燃え出してしまうそうです(煙道内火災というやつ)。
二重煙突は細い煙突と太い煙突の間に断熱材が入っているので、煙が冷めにくくなっています。
もちろん二重煙突にもクレオソートは付きますが、シングルの煙突のほうが付きやすいという訳です。
多くの薪ストーブ屋さんで扱っている二重煙突は150mmばかり。106mmの煙突というのはホームセンターでも売っている銀色のシングルがほとんどでした。黒く塗るスプレーも一緒に売られておりますが。

この二重煙突が高いのだ。

二重煙突はシングルの8~10倍の値段なのでした。
業者さん曰く、室内部分はシングルでもOK。二重煙突の部分を減らすには天井から抜くのが良いとの事。業者さんによっては「ウチは屋根からしか抜きませんから」と断言する方まで。

煙突は真っ直ぐ立ち上げたほうが良いというのは良く耳にしますが、ウチは緑化屋根でシート防水しているところに穴あけるのはなー・・・。屋根は抜きたくないなー。
ストーブにとって良くっても、家のほうが大切なのでウチは壁から抜く事にしました。
だって、そんな家たくさんあるでしょ。

さて、二重煙突ですが、なんとか安く手に入らないものか・・・・。
ネットで検索しているうちにこちらのサイトを発見。AMICK WOOD WORKS彦根店。
こちらのストーブのページにはなんと106mmの二重煙突まで売っています。すばらしい。
これなら150mmに変換しなくても二重煙突を使うことができます。
以前、業者さんに見積もってもらった金額(平屋の場合)は150mm二重煙突屋根抜き、部材のみで20万円チョイ。
こちらのサイトで106mm二重煙突壁抜きで概算すると10万円チョイ。
確実にお安い。
しかし、10万円というのもまだ高いなー(←ケチ?)。
そこで、106mmのシングル管に断熱材を巻き付けて自家製二重煙突にしてみようかと考えてみた。
幸い、AMICK WOOD WORKSさんでは断熱材も売っていたのだった。
こんな事聞くと呆れられるかな~と思いながらメールしてみる。
すると返答はこうだった。
「そこまでするなら、シングルで使ってみたらどうですか?もともと日本にはシングルしか無かった訳だし、多少ドラフトが弱くなるのと、煙突掃除をマメにする事にして、自己責任のもとにするならそれで問題ないと思います。」
そーだ、そーだ。

いくつもの業者さんに聞いて「やはり二重煙突でないと・・・」と言われ続けたこの数ヶ月。
一気に弾みがついたのでした。
ホームセンターでシングルの煙突が売られているのを見る度に疑問に思っていました・・・これでも良いんじゃないの?
しかし以前、ある方に「もっと薪ストーブを、普段使い、庶民的な感じで使いたのですが」と伺ったところ、「ヨーロッパでは良いものを大切に長く使う習慣があります。煙突もそうです。」とのお答え。
ちょっと悩みましたが、
殻々工房の屋根はフラットで掃除しやすいので煙突掃除をマメにやればいいじゃないか!
シングルで十分。もしダメなら断熱材を撒きつけちゃう・・・。

早速、シングルの煙突を購入。
シングル煙突・直管×4
シングル煙突・スライド×1
シングル蓋付T曲×1
シングル半直管×1
シングル用枠付眼鏡板×1
眼鏡板インナー遮熱材×1
シングル二つ割×5
ダブル支え脚×3
シングル丸トップ×1
106用ワイヤーブラシ×1
煙突掃除棒7m×1
温度計×1
以上で、
合計は3万円チョイ。ブラボー。

この注文をする際、AMICK WOOD WORKSさんから、たくさんアドバイスを頂きました。

二つ割は煙突の接続部分にも使うので、脚を付ける数ではなく、接合部分の数を用意した方が良い。
シングルで外壁に沿って伸ばす場合、50cmは壁から離したほうが良い。
温度計は初めての頃ほど必要。初めから高い温度で薪ストーブを使用すると、炉内が割れてしまう事がある。

だそうである。ありがとうございました!

さてさて、取り付けに進みたいと思います。

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これが、ストーブ本体と煙突の接合する部分。本体に鋳物の輪ッカを取り付けます。
余談ですが、この輪ッカ、一度、本体の上面に取り付けてみようかと思い、塞がっている蓋を外し、背面に移動してボルトで固定しようとしたところ、本体内が狭すぎで手が入らず、滅茶苦茶たいへん・・・。これは、Orionの問題なのかな?
さて、この輪ッカ、先の方が細くなっているので、私はてっきりこのワッカの外側に煙突がくるものと思っていたのですが、この輪ッカにはテーパーが付けられており、外径は先のほうが細くなっているのですが、内径は奥の方が細くなっていて、内側に差し込むものなのだそうです。Brenne-Brenneさんが教えてくださいました。
実は輪ッカの先端の外径が120mmだったので、最初、私は120mmの煙突を購入しようとしておりました・・・。あぶない、あぶない。
聞くところによると、国産のストーブは外側に付けて二つ割で固定するそうです。いろいろあります。

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輪ッカは付属のボルトで止めるようなのですが・・・。

20040414004.jpg

このボルト、最後まで締め付けられないようになっています。
それなのでグラグラ・・・。

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煙突を付けてみてもピタッといかずに斜めってしまいました・・・。
うーん。また今度。

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2004年04月14日 17:12に投稿されたエントリーのページです。

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