ひと昔まえのフィルムを使って撮ったら、ひと昔まえのような写真になりました。
フィルムの外箱に記載された有効期限は1997年、少なくとも10年は経ってるフィルムでしょう。面白いなぁ。
久しぶりのフィルムカメラには仕上がりまでのもどかしさがありますが、楽しさも多いですね。ファインダーを覗き箱の中のスクリーンにシーンを演出して時間を切り取るようにシャッターを押す。この箱の中に世界を作る感じと、カシャッという機械音がなんとも言えず心地よいです。
現像のみでネガをスキャンするわけだからこれだけでは"PRINT"の範疇には含まれないのかもしれないけれど、ネガが出来るのを待ってスキャンして、パソコンのモニターに現れたときの感動は版画を刷ったときのものに近いですよねぇ。
この古いフィルム、10本くらいあるから全部使ってみよぉ♪
上の写真はうちの前の牧草地。
先日、等間隔に杉の苗が植えられました。植林して農地転用されるようです。
杉林になるのか山林として売りに出されるのかは分かりませんが、草原でなくなることは間違いないのでしょうね。