今年の年越しは外泊せずに家でのんびりしようと話したところ、厨房長は「え〜〜」と少し不満気だった。聞けば、別に外泊や贅沢がしたい訳ではないらしい。紅白歌合戦や元旦の朝の賑やかなテレビを見たいのだという。見たいと言っても内容が気になるのではい。それを見ずにただ酔っぱらって寝たのではいつもの夜と何ら変わらないではないかと言う。たしかにそうだ。うちは御節も作らないし、近くから除夜の鐘も聞こえたりしない。そういえばアンテナを外してからもう1年近く家でテレビを見ていない。よし、紅白を見よう。それには取り外したテレビのアンテナを付けよう。
家を建てた時に電気屋さんが取り付けたアンテナはヒョロヒョロ〜と高く、支線の取り付け場所が悪かったから、雪の重みでアンテナの支柱がグニャリと曲り、見なかったことにして放ったらかした3年後、屋根の修理の時に大工さんに外してもらったのだ。今度付けるなら自分でメンテナンス出来る所に付けようと思っていた。2階ベランダに脚立を立て、手が届く場所に付けてみた。取り付けは割りと簡単だった。
取り付けるにはアンテナコードを延長させる必要があった。元々付いていたアンテナコードと同じものをホームセンターで買って来た。リコリスキャンディではない。アンテナコードには、3C、4C、5Cの3種類があったが、それぞれ太さが違うから直径だけ計っておけば、それがどれか分かる。延長するための中継セットも売られている。僕は何を勘違いしたのか中継器がもう1つ必要だと売り場で思い込み、シルバーのが売り切れていたからゴールドのものを渋々買った。渋々買ったにも関わらず、この後、必要なかった事に気づくのだ。この写真を撮った時にはまだそれに気づいていなかった。
アンテナコードに中継器を付けるにはカッターとペンチとニッパ(又はハサミ)があれば出来る。付け方はパッケージの裏に載っていた。
中継器も2個接続完了。
そう、まだ1個必要ない事に気づいていない。
アンテナに付いていたブースター。
ブースターの説明書がないので、この状態ではどの差し込みが何なのか分からなかったが、型番をインターネットで検索したら説明書きのあるサイトを見つけることができた。一番右が出力、そこから左にBS・CS用、VHF用、黒いキャップを被っているのがUHF用だった。
アンテナを立てる支柱をディスクグラインダーで短くカット。
ハンディアンテナなーのだ。
コンパクトになったアンテナを取り付けた。これなら支線も要らないでしょ。
そしてアンテナコードも接続....この時気づいたのだ...1個いらなかった、と。
問題はアンテナの向きだけど、ご近所の屋根に乗っているアンテナの向きを見て真似てみた。
那須は矢板局に向けている家が殆どのようだ。
部屋に入り、テレビの電源を入れたらどのテレビ局も鮮明に映る。
取り付け完了なーのだ\(⌒▽⌒)/
今は冬だから林に葉がないけど、夏、葉が茂ったら電波の受信の妨げになるかもしれないなぁ。
まぁ、その時はその時ですね。
Comment(6)
あのクニュ・・にはそんな秘密が(^_^;)
アンテナつけると映るなんてうらやましい~
雑木林のせいか
屋根上に3M伸ばしても映らない我が家は
TV無し・・
でもですねMTV見たくて
CS導入決定です(^○^)
まだアンテナつけてないのですが
このエントリーはタイムリーでした~
うちもお正月は家でのんびりです。
Author→ jamas佐々木 @ 2008年12月17日 18:20
@ 2008年12月17日 18:20
懐かしい風景です。
昔は、尾鷲にもあばら骨アンテナがあっちこっちの
屋根のてっぺんにありました。
高いほどよく映り、台風で支線が外れ
無くなってしまうこともありました。
Author→ jomon人 @ 2008年12月17日 21:09
@ 2008年12月17日 21:09
佐々木さん、こんにちは。
内心、こんなに簡単に映るとは思っていなかったんですけどラッキーでした(^_^;) しかし、あれですね、テレビ見る習慣がないと見られるのに見ないものですね....。
CSって映画がいっぱい観られるやつですよね!そっちが良いなぁ。
Author→ OIL @ 2008年12月18日 09:06
@ 2008年12月18日 09:06
jomon人さん、こんにちは。
え、尾鷲ではこういうアンテナって今はもう使ってないんですか!?
しかし台風でこれが飛んでくるっていうのも恐いですね.....台風対策なのかしら?
Author→ OIL @ 2008年12月18日 09:12
@ 2008年12月18日 09:12
山のてっぺんにある中継局から強力な地上波が流れ、
受像器の端子から線が1mほど出てたら、紅白もそこそこ映ります。
小さな港町ですがケーブルテレビが普及しました。
Author→ jomon人 @ 2008年12月18日 14:46
@ 2008年12月18日 14:46
なるほど、有線でしたらアンテナの前で立ったり、向きを変えたりする必要もないし、起伏の多い地形を克服するには合理的な方法なんですね(^_^)
進んでるぅ〜。
Author→ OIL @ 2008年12月18日 22:19
@ 2008年12月18日 22:19