ロダン美術館の庭で作品を見ていたら寒くてしょうがなくなってきた。僕らは敷地内にあるカフェに行き、温かいカプチーノとエスプレッソを飲んだ。そういえば飛行機を降りてからアンヴァリッドの駅内にあったパン屋のキッシュ・ロレーヌをかじっただけだったからチーズのサンドイッチとワッフルも買った。このチーズ、かなり熟成香の強いチーズだった。うーむ、さすがフランス、チーズのレベルが高いですのぉ。
カフェの隣に建つレンガ造りの建物の一部はトイレになっている。窓などの建具は木製のとても趣のある建物で、厨房長は思わず足を運んだのだが、あっという間に飛び出して来た。このトイレは有料だった。コインを持っていなかった厨房長は小銭入れを持って再び中に入って行った。パリはイタリアほどではないが有料のトイレがある。相場は1回50セントのようだ。イタリアに行った時はカフェや公園のトイレにもおばさんが座っていたりしたから何度も払ったけど、パリでは結局この一度きりだった。
Comment(4)
本当に、絵の世界そのままですねぇ~~。
彩度や明度で表すことの出来ない微妙な色彩感の違いは、興味深いです・・・・・・
左の写真は、武家屋敷街に似てるんですが、空が違いますね。唸ります。
厨房長さんの、慌てた姿を想像しちゃいました・・・(笑)
Author→ mariana @ 2009年02月07日 09:38
@ 2009年02月07日 09:38
そうですね、独特な空気の違いがありますよね(^_^)
このレンガ造り、レンガはボロボロで目地のほうが凸でビシッと出てるのも変わってますよね。レンガの並びからみて壁の厚みは少なくともレンガの長辺分はありますね。
Author→ OIL @ 2009年02月07日 11:25
@ 2009年02月07日 11:25
いわゆる「フランス積み」ですね。
標準的なレンガのサイズは100×60×210ですから、壁厚は一枚半で目地を入れて320ミリになります。
しかし、寒そうですね。写真を見ているだけで....へ、、へッ〜クション!!
Author→ iGa @ 2009年02月07日 11:52
@ 2009年02月07日 11:52
なるほど、これがフランス積みだったんですね。
壁の厚みを知るとより重厚感が増します。そういえばどの家にも煙突の跡が残っていました。この壁の厚みと暖炉で寒い冬を乗り越えてたんですね。
Author→ OIL @ 2009年02月07日 12:32
@ 2009年02月07日 12:32