那須の森林ノ牧場の中にあるカフェのホットミルク。
テーブルで固形燃料を使って温めるのだ。母牛が子牛にミルクをあげる温度は38℃なのだそうだ。うっすら湯気が立ち始めた温度が38℃とのこと。飲んでみる。かな〜り甘みを感じてとても美味しい(^_^)v
飲食業で働く人なら知っているミルクを温める時の留意点。カフェオレやカップッチーノなどを作る時はミルクを65℃以上に温めないこと。この温度を超えると牛乳に含まれるタンパク質が変質しちゃうから味も変わっちゃう。イタリアのカップッチーノがアツアツじゃないのは彼らが猫舌なだけじゃなくてミルクの美味しい温度をしってるからなんだね。
でもここのホットミルクが美味しいのは温度のせいだけじゃない。
ここは以前、牛の放牧をはじめる時のプレオーブンイベントにお邪魔した森林酪農を行なっている森林ノ牧場に出来たカフェだからなのだ。
あの子牛たちが成長して、こうしてミルクを飲ませてくれたと思うと.....自然に、ありがとう、ごちそうさま、という気持ちが浮かんできます。
ここの敷地内、カフェの向かいにはストローベイルハウスが出来ていました。
ここは先日までギャラリーとして作品展示もされていたそうです。
カフェの椅子の一部にも壁に使われているストローベイルのブロックと同じものが使われている。ストローベイルハウスに興味がある人に、ストレスフリーで育った牛たちの美味しいミルクが飲みたい人に、牛たちが暮らす森の中を散策したい人に......ここは、いろんな人達にリンクするアイテムを幾つも持った場所に発展していました(^_^)