オペラガルニエかバスティーユのオペラかコンサートのチケットを取ろうと思っていたら、あっという間に安い席が売れてしまい高い席しか残っていなかった。さすが人気なんだなぁ。
今回の劇場体験は、パリ北駅の近くThéâtre des BOUFFES DU NORDでの「La nuit tomb...」にしてみた。さすがに台詞が分からないので、本当に劇場体験レベルなんだけど、生の表現の触れるということが いつもの目的ということで。
インターネットでチケットを取った。はじまるのは夜9時。Théâtre des BOUFFES DU NORDは北駅のバスターミナルを北に向かってちょっと歩いた辺りにあったので、ホテルから歩いて行くことができたから、帰りの交通手段を気にしなくていいのは助かった。
地味な場所にあるけれど、開場前にはそれなりに人集りが出来ていた。
僕らの滞在中は現代劇だけだったけど、コンサートやダンスなど様々な公演が催されているらしい。
写真で見るとステージ前に掛けられた赤い紗幕がはっきり見えるけど、肉眼ではあまり気にならず、開演中は全くと言っていいほど見えなかった。この幕に時折字幕が照らし出された。
僕の言語力では、やっぱり内容は分からなかったー。
もちろんシチュエーションや雰囲気、簡単な言葉から何となくは分かるけど、無言劇やダンスとは違って、演劇を楽しむときの台詞の言い回しや、リズム、脚本などなど、言葉が分かってこその部分がないとなると何も楽しめてない気がするなー。古典ならまだしも現代劇は正直に言ってハードルが高すぎたみたいだ。
1人20ユーロは高いのか安いのか分からないけど、勉強になりました。
黒ずんだ装飾とアイアンが硬質な印象を齎す趣のある劇場だと思う。
音楽やダンスでまた来られたらいいな。
Théâtre des BOUFFES DU NORD
http://www.bouffesdunord.com/