パリでも生ジャズを聞いてみたいと思ってNewMorningのサイトを見たら、滞在期間中のカレンダーにChrisette Micheleの名前があった。そういえば、あの時アルバムを買ったきり、6年経った彼女はネットで検索してみるに迫力というか安定感が出たなぁ。会員登録してあったfnac.comからチケットをゲット、25ユーロで見られるから日本で見るよりかなり安い。
NewMorningは北駅エリアにあるからホテルから歩いて行けた。最寄り駅は東駅からメトロで1つ目のChâteau d'Eauらしい。北駅エリアというと物騒なイメージも付きやすいけど、ちょっと離れているし周りには明るい店も多く不穏な感じはなかった。
Chrisette MicheleはジャズというよりR&Bやソウルといった感じかな、会場に来ていたのは圧倒的に黒人の若者が多かった。NewMorningのジャンルは、ジャズ、ラテン、ヒュージョン、ソウル、ファンク、ワールドと幅広いけれど、サイトを見ると数多くのジャズプレイヤーが演奏した場所だったようだ。
一応、用心してカメラは持たずiPhoneだけ持ってきた。この写真はうちの奥さんのiPhone4で取ったもの。
ステージ前はスタンディング、一段上がってパイプ椅子が並び、壁に沿ってソファがあった。どちらかというと椅子のほうが先に埋まり、公演中も比較的みんな大人しくゆったりした感じだった。ライブ中もみんなカメラや携帯で写真や動画を撮りまくり、フラッシュもあちこちで光っている。ぼくも1枚だけ撮ったけど、今思えば、せっかくならChrisette Micheleを撮ればよかったかな。
前座はビミョー(^^;な感じだったけど、Chrisette Micheleは独特なハスキーボイスながら声量もあって、歌い始めると空気が変わった。来て良かった。
ニューヨークのジャズクラブで見たような高揚した観客が見当たらないのはパリっぽさなのかなぁ。
壁にはジャズプレーヤーの写真が貼られていた。
New Morning
http://www.newmorning.com/