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2007年04月07日

From the Plantation to the Penitentiary/ Wynton Marsalis

20070406001.jpg1. From the Plantation to the Penitentiar
2. Find Me
3. Doin' (Y)our Thing
4. Love and Broken Hearts
5. Supercapitalism
6. These Are Those Soulful Days
7. Where Y'all At?
..........................................
Wynton Marsalis (tp)
Jennifer Sanon (vo)
Walter Blanding (reeds)
Dan Nimmer (piano)
Carlos Henriquez (bass)
Ali Jackson (drums)

先月発売されたウィントン・マルサリスの新譜をiTMSでダウンロードしました。
"From the Plantation to the Penitentiar"「プランテーションから刑務所まで」なんてタイトルから人種差別に対するメーセージを強く感じますね。インパクトある哀しげな眼をした男の首にあるのはネックレスというよりは鎖だしなぁ。しかし試聴してみると曲にそんな重たさはなかったので気軽にダウンロードしました。これがデビュー作というジェニファー・サノンのヴォーカルが耳に優しいし、英語の歌詞だから理解出来ずに曲だけ聞く分には抵抗なくいい感じかも。

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2007年04月11日

The Melody At Night, With You/ Keith Jarrett

20070411001.jpg 1. I Loves You, Porgy
2. I Got It Bad (And That Ain't Good)
3. Don't Ever Leave Me
4. Someone to Watch over Me
5. My Wild Irish Rose
6. Blame It on My Youth/Meditation
7. Something to Remember You By
8. Be My Love
9. Shenandoah
10. I'm Through With Love
..........................................
Keith Jarrett (piano)

今週よく聞いた1枚です。月のはじめは、月末にためた疲れがジワジワと現れてきて無気力になっていたりすることが多々あります。ツ、ツカリタ、オ、オリハモウダミダ.....そんな仕事上がりの深夜によく効きます。このアルバムが多くの人に愛されていることはAmazonのレビュー数を見ても分かりますね。さてと、今日もこのアルバムのキースを聞きながら.......zzZZ

2007年04月18日

Waltz For Debby/ Bill Evans Trio

20070416001.jpg1. My Foolish Heart
2. Waltz for Debby (Take 2)
3. Waltz for Debby (Take 1)
4. Detour Ahead (Take 2)
5. Detour Ahead (Take 1)
6. My Romance (Take 1)
7. My Romance (Take 2)
8. Some Other Time
9. Milestones
10. Porgy (I Loves You, Porgy)
..........................................
Bill Evans (piano)
Scott LaFaro (bass)
Paul Motian (drums)

iTunesで自分の再生した曲のTop25を見てみたら上位はBill Evans Trioの名盤"Waltz For Debby"の曲が占めてました。ライブの雰囲気が伝わってくる拍手、そして会場のシチュエーションを妄想させるグラスの音。ドリンクを飲みながらリラックスしてトリオの演奏に興じているんだろうな、と想像させるグラスの音は、肩の凝らない曲の雰囲気とも合っていて心地よいです。
表題曲"Waltz For Debby"の"Debby"はビルエヴァンスの兄ハリーの娘、可愛い姪っ子だったんですね。愛情に溢れたこの曲がそのままアルバムのイメージになっていて、いつ聞いても心地よく響いてくるアルバムです。

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2007年04月30日

The Sidewinder/ Lee Morgan

200070428001.jpg1. Sidewinder
2. Totem Pole
3. Gary's Notebook
4. Boy, What a Night
5. Hocus Pocus
6. Totem Pole (Alternate Take)
............................................
Lee Morgan (tp)
Joe Henderson (ts)
Barry Harris (piano)
Bob Cranshaw (bass)
Billy Higgins (drums)

さすがジャズロック。
疲れた時に聞いてもアドレナリンが出てきてノリノリです\( ̄▽ ̄)/
テンションも上がりますー\(@▽@)/
・・・これで自分を奮い立たせゴールデンウィークを乗り切ろうかと。

2007年05月11日

Keith Jarrett Trio JAPAN TOUR 2007/ 東京厚生年金会館

20070510001.jpg

キース・ジャレット・トリオを聞きに東京厚生年金会館に行って来ました。
自分にとって初めてのキース・ジャレット・トリオのライブ。なんて心地よい時間だったんだろう。あっという間に過ぎて、もっと聞いていたい、と思ったけど会場を出ると9:45でした。美しい音に溢れてたなぁ。後半3曲目が終わったところでジャック・ディジョネットが立ち上がりキースに駆け寄って手振りを交えながら何やら耳打ち、そして少し背中を丸めて走って袖に。どう見てもこれは・・・と、みんなクスクスしているところにキースの微笑みながらの「moment」でどっと。そんな和んだ空気のまま弾き始めたキースのソロがまた美しく、聞き惚れているとジャックが戻ってきたところでそのままMy Funny Valentineに。そんな自然な雰囲気と今までCDでばかり聞いていた曲の生の有機的な美しさに触れられたことが何より幸せでした。
今回はスタンダードナンバーということだったのですが、まだまだ俄...な自分には知らない曲が幾つもありました。やっぱり知っている曲のほうが楽しめますね。悔しいなぁ。せめてこれからでもKoinuma's Blogで演奏された曲目をチェックして聞いてみよっと。

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2007年06月06日

My Funny Valentine→You Tube

20070606001.jpg
iTunesで"My Funny Valentine"を聞きながら何の気無しにググってみたら検索のトップに出たのはYouTubeの"Keith Jarrett Trio"のライブ映像でした・・・GoogleとYouTubeの間柄からなのかなぁ。この動画も著作権問題に引掛かかるものなのかどうかも分からないまま、これって合法的に流れているのかな、あ、でも、"Autumn Leaves"もある、わ、すごいな、なんつって嵌ってしまった事はよろしくないことなのか、私は迷えるマトンです。

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2007年07月25日

Cannonball Takes Charge/ Cannonball Adderley

20070724100.jpg1. If This Isn't Love
2. I Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
3. Serenata
4. I've Told Ev'Ry Little Star
5. Barefoot Sunday Blues
6. Poor Butterfly
7. I Remember You
8. Barefoot Sunday Blues (Alternate Take)
9. I Remember You (Alternate Take)
..........................................
Julian "Cannonball" Adderley (as)
Wynton Kelly (piano)
Paul Chambers (bass) #1-4
Percy Heath (bass) #5-9
Jimmy Cobb (drums) #1-4
Albert "Tootie" Heath (drums) #5-9

テンポ良いウィントン・ケリーのピアノとキャノンボールのサックス。#1-#4はCannonball Adderley+Wynton Kelly Trioって感じなのかな。キャノンボールをシンプルに聞けてとても好きです。最近よく聞いてます。ジャケットも安定感あるなぁ....。

2007年08月04日

Modern Art: The Complete Art Pepper Aladdin Recordings, Vol. 2/ Art Pepper Quartet

20070804001.jpg1. Blues In
2. Bewitched, Bothered and Bewildered
3. Stompin' at the Savoy
4. What Is This Thing Called Love?
5. Blues Out
6. When You're Smiling
7. Cool Bunny
8. Diane's Dilemma
9. Diane's Dilemma [Alternate Take]
10. Summertime
11. Fascinating Rhythm [Alternate Take]
12. Begin the Beguine [Alternate Take]
13. Webb City [Alternate Take]
..........................................
Art pepper (as)
Russ Freeman (piano)
Ben Tucker (bass)
Chuck Flores (drums)

"Modern Art"="近代美術"。美術好きには見逃せないタイトルでした。
私には、このアルバムを聞くまで意識して聞いたことの無かったアート・ペッパーです。ジャズを聴き始めてから、初めて自分で選んで買ったアルバムはアート・ブレーキーの"Moanin'"で、それ以降、モンク、マイルス、コルトレーン....と聞いていったのですが、このアルバムを聴いた時「なんとも、お洒落なジャズなんだなぁーこれー、クールだなやー」と雰囲気の違いに驚いたと同時に気に入りました。後からこれが"ウエストコースト・ジャズ"なんだと知りました。私の西海岸デビューの1枚です。

2007年08月26日

Nat King Cole & Daiquiri

20070825001.jpgiGaさんから玉井さんに贈られた"Nat King Cole En Espanol"が何と僕のところにも届いた。モニターの前で指をくわえていたのがどうして分かったんだろう。
iGaさん、ありがとうございますm(_ _)m
玉井さんがエントリー中で「なんとかダイキリを片手に・・・」と書かれていた。うちの近くに海岸はないけどダイキリなら幾らでもあるぞ。こうして"Nat King Cole En Espanol"を貰った喜びをシェアする事が出来たのだから、ダイキリを飲みながら、という楽しみもシェア出来るようにしなくちゃいけないな。玉井さんにも楽しめるダイキリを作ってみた。

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2007年09月22日

My Gentleman Friend/ Blossom Dearie

20070921700.jpgMy Gentleman Friend/ Blossom Dearie

1. LIttle Jazz Bird
2. Gentleman Friend
3. It's Too Good to Talk About Now
4. Chez Moi
5. You Fascinate Me So
6. You've Got Something I Want
7. Boum
8. L'Etang
9. Hello Love
10. Someone To Watch Over Me
.....................................
Blossom Dearie (vocal & piano)
Kenny Burrell (guitar)
Ray Brown (bass)
Ed Thigpen (drums)
Bobby Jaspar (flute) tracks 4, 7, 8

僕はこのアルバムをまだ持っていません。でも10曲目の"Someone To Watch Over Me"は以前iTMSで買った"The Complete Gershwin Songbooks"の中に入っていました。それを聞いてブロッサム・ディアリーを気に入っちゃったのだけれど、このアルバムは買わずにお得そうなベスト盤をダウンロードしてしまった。そのベスト版にも"Someone To Watch Over Me"は入っていたのだけれど、iTuneのアートワークで表示されるディアリーの顔が病的でどうしても気に入らない。そこでもともと"Someone To Watch Over Me"が収められている"My Gentleman Friend"のジャケット写真をこの曲にだけ貼付けたのだ。だってガーシュウィン兄弟の作ったこの唄の主人公は困っちゃうくらいに夢見る乙女なのだから。この状態で何回もこの曲を聞いてきた訳ですが、そろそろこのアルバムの残りの曲だけダウンロードしようと思う。ケニーバレルがいたのかぁ。

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2007年10月07日

Moanin'/ Art Blakey & The Jazz Messengers

20071005001.jpg1. Moanin'
2. Are You Real
3. Along Came Betty
4. The Drum Thunder (Miniature) Suite
5. Blues March
6. Come Rain or Come Shine
..........................................
Art Blakey (drums)
Lee Morgan (tp)
Bobby Timmons (piano)
Jymie Merritt (bass)
Benny Golson (ts)
僕が初めて買ったジャズのアルバムが"Art Blakey&The Jazz Messengers"の"Moanin'"です。初心者が聞くならコレ!なリストには必ずと言って良いほど載っていますね。僕もそういったもので選んだうちの1人で(^^; 妻の兄から貰った東芝EMIのBLUENOTEサンプルCDで聞いたものです。音を辿りながら演奏している風景を妄想していると、その想像のなかでの躍動する姿に気分が高潮して来るのが気持ちよくて、その頃はそんな気持ちになれる曲ばかりを探してアルバムを選んでいました。聞いているあいだじゅう自分がアート・ブレーキーになったり、リー・モーガンになったり、ベニー・ゴルゾンやボビー・ティモンズになったりだからソロの連続で、1枚聞き終わった頃には結構ヘトヘトになるんですよね(^^;
最近は専ら仕事しながらですが、やはり知らず知らずのうちに乗ってきますねぇ。今、イヤホンで聞きながら(普段は耳が痛くなるのであまり使いません...)エントリーしているんですが、"The Drum Thunder (Miniature) Suite"で、うちのスピーカーではあまり良く聞こえなくて忘れていた熱い声を久しぶりに聞きました。
現在、amazonで売られているMoanin'には2トラック増えているようです、そこだけ欲しいなぁ。

2007年10月23日

Workin' With The Miles Davis Quintet/ Miles Davis Quintet

20071024001.jpg1. It Never Entered My Mind
2. Four
3. In Your Own Sweet Way
4. Theme (Take1)
5. Trane's Blues
6. Ahmad's Blues
7. Half Nelson
8. Theme (Take2)
...............................................
Miles Davis (tp)
John Coltrane (ts)
Red Garland (piano)
Paul Chambers (bass)
Philly Joe Jones (drums)

この1曲目"It Never Entered My Mind"はとても美しくて大好きな曲の1つです。
出来ることなら、この曲を聴いている間は何もしないで目を瞑って嵌っていたい。

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2007年10月25日

Waltz for Debby/ Monica Zetterlund with Bill Evans

20071024301.jpg 1. Come Rain or Come Shine
2. Jeq vet en dejlig rosa
3. Once Upon a Summertime
4. So Long Big Time
5. Monicas vals
6. Lucky to Be Me
7. Sorrow Wind
8. It Could Happen to You
9. Some Other Time
10. Om natten
...................................
Monica Zetterlund (voval)
Bill Evans (piano)
Chuck Israels (bass)
Larry Bunker (drums)

iTMSを物色していたらジャズのトップアルバム61位にMonica Zetterlund with Bill Evansのアルバムがランクインしていました。ランキングに入っているくらいだから多くの人が知っているのだろうけど、僕はこのジャケットを初めて見ました。僕が持っているのはamazonでも売られている6曲がプラスされた紙ジャケCDです。iTMSのジャケットを拡大して見たいと思い、一度ライブラリー内の"Waltz for Debby"のアートワークを削除してから「アートワークを入手」してみたけれど入手できたのはいつも見ているこのジャケットでした.....アートワークの入手先はストア内の画像ではなかったんですね。そこで、うちの奥さまにご相談。「あのー、150円無駄遣いしても良いでしょうか」"Monicas vals"(Waltz for Debby)一曲だけをダウンロードしちゃいました。ビル・エバンス、いいこいいこされてるなぁ。

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2007年11月12日

高山英丈+今村楽/殻々工房

20071111001.jpg
きのうは殻々工房での今村幸治郎展ギャラリータイムの日。
今村さんの御子息でありチェリストの今村楽(いまむらがく)さんと映像音楽などを作曲されている高山英丈(たかやまひでたけ)さんのキーボードとのデュオによる生演奏がありました。公な告知は一切無しのシークレットライブ、役得ですね。休憩も挟み、リラックスできる雰囲気の中でのゆったりとした演奏でした。

2007年11月16日

Time Out /The Dave Brubeck Quartet

20071113001.jpg1. Blue Rondo a la Turk
2. Strange Meadowlark
3. Take Five
4. Three to Get Ready
5. Kathy's Waltz
6. Everybody's Jumpin'
7. Pick up Sticks
..................................
Dave Brubeck (piano)
Paul Desmond (as)
Joe Morrello (drums)
Gene Wright (bass)
Appleのサポートに電話をした時のこと。大体いつも混み合っているので、この時もハンズフリーで掛けておいて何かしらの作業していたのですが、オペレーターに繋がれる順番待ちの間、受話器から聞こえてきた保留音はDave Brubeck QuartetのTake Fiveでした。オルゴールや電子音ではなくPaul Desmondのアルトサックスが机に置いた受話器から流れています。もちろん臨場感溢れるサウンドなんてものではなく、小さな携帯用ラジオから小さく聞こえているような音ですが、不意の受話器からのテイクファイブに、冷めかけを啜っていたコーヒーも少し美味しく感じて、ちょっと得した気分でした。今夜はこのアルバムを聴くとこにしよう。

2007年12月26日

I Am/ Chrisette Michele

20071225100.jpg1. Like A Dream
2. Work It Out
3. Best Of Me
4. Your Joy
5. Good Girl
6. Be Ok
7. If I Have My Way
8. Mr. Radio
9. Golden
10. Let's Rock
11. Love Is You
12. In This For You
13. Is This The Way Love Feels
....................................
Chrisette Michele (vocal)

僕は学生の頃から小林克也に影響されやすい。今でもあまり変わっていないようで、久しぶりにベストヒットUSAを見ていたら番組内でChrisette MicheleのPVが流れ小林克也はいかにも彼女を推しているようだった。もちろんPVを見ていい声してるなぁと思って気に入ったからiTMSでダウンロードしたんだけど、小林克也にも押されたのだと思う。そういえば20年くらい前、アンプラグドライブが流行っていた時、あるロックバンドのアンプラグドライブの映像の後のコメントが「いつも使っているエレキをアコースティックにしただけで、全然能がありませんね、まだまだ若い」といった言葉に、僕は少し痺れていた。じゃぁ、なんで流したんだ....とも思ったけどね。Chrisette Michele、気に入りました。

2007年12月29日

The Köln Concert/ Keith Jarrett

20071222200.jpg1. Köln, January 24, 1975, Part I
2. Köln, January 24, 1975, Part IIA
3. Köln, January 24, 1975, Part IIB
4. Köln, January 24, 1975, Part IIC
.......................................
Keith Jarrett (piano)

今日も外は雨。もうすぐ1月だというのに雪じゃなくて雨が降るなんて、この冬は本当に温かいんだな。
そういえば、冬至のキャンドルナイトも雨だった。キャンドルも消えはじめ誰も居なくなった店内で独り聞いたキース・ジャレットのケルンコンサート。音の合間に聞こえる季節外れの雨音が、なんだかとても心地よかった。

2008年01月05日

Takin' Off/ Herbie Hancock

20071015001.jpg1. Watermelon Man
2. Three Bags Full
3. Empty Pockets
4. Maze
5. Driftin'
6. Alone and I
7. Watermelon Man (Alternate Take)
8. Three Bags Full (Alternate Take)
9. Empty Pockets (Alternate Take)
...............................................
Herbie Hancock (piano)
Freddie Hubberd (tp)
Dexter Gordon (ts)
Butch Warren (bass)
Billy Higgins (drums)

仕事初めはノリノリでいかにゃーいけませんよね。年明けはHerbie Hancockのデビューアルバム"Takin' Off"で、正月ボケを吹き飛ばすのだぁ!僕の大好きなアルバムです。ファンキーなジャズロックって呼ばれるようです。このアルバムを聞くとやる気が出ます!
iTuneのシャッフルで他のアルバムの曲の間に6曲目の"Alone and I"が流れた時に、あれ、これキレイなバラードだな、何のアルバムだったけ?と思ってみたらこのアルバムでした(^^; Alternate Takeを除けば、最後のお茶漬けのようにホッとさせてくれる存在なのかな。曲の最後が微妙に上がって僕はここでやや脱力します。。

2008年05月18日

KEITH JARRETT SOLO 2008/ Bunkamuraオーチャードホール

20080517002.jpg20080517001.jpg
朝6:37の高速バス始発に乗って東京へ。今日はキース・ジャレットのソロコンサートを聞くため仕事を休んで東京に来た。でも、ついでだから朝からあっちこっちの展覧会を歩き回った。夕方、渋谷Bunkamuraのオーチャードホールに着いた。足は痛いし喉も乾いたからコンサート前にBunkamuraのパニーニ屋前の簡単なテラス席で、イチョウ並木を眺めながらビールを飲んだ。旨かった。風が気持ちよかった。
前回の池袋のソロでは妙に緊張しちゃったのでリラックスしたかったのもある。開場とほぼ同時に席に着いた。寝不足とアルコールの力で始まるまで席で船を漕いだ。これがまた気持ちよく、とても幸せな夜のはじまりだった。
正直いうと、最初の曲は殆ど入り込めなかった。まるで初めて読む小説のように、作者の言い回しに慣れてないから冒頭の何頁かの内容が頭に入りにくい感じでもあった。
しかし、その後から休憩を挟んだ後半部分、そしてアンコールの5曲。美しくて、流れるようで、あっという間に時間が過ぎた。キースジャレットの創造の場と時間を共有している事が貴重だった。広すぎないオーチャードホールも僕には居心地が良かったのかもしれない。何なんだ、この幸福感は、と何度か思った。
カーテンコールでは精一杯拍手をした。僕は大きな音の口笛も吹けないし、大声を掛けることも出来ないから、静寂と拍手が観客としての僕の表現だと思った。5回のアンコールはお強請りのようでもあるけど、キースが止めたければいつでも止められるんだからそれまでは拍手し続けようと思った。僕の席から見える範囲では誰1人として会場から出なかった。会場が熱くなり汗の臭いがした。
前回、即興演奏という創作の妨げになるような観客の態度が話題になった。今回だって気にならないではないし、決して褒められたもんじゃない。こんな事、あまり書く気もしないんだけど、壇上のキースからカメラ(携帯かな)で写真を撮らないように注意されている人がいたようだ。これは咳払いをミュートするしないのレベルじゃないよな。僕が会場側だったら即退場だけど、キースは優しかった。申し訳ないと思った。帰りの受付でパンフレットを買った。一部3000円、A4サイズの鞄には入らない大きなサイズ。雨に濡れないようにジャケットの中に入れて歩いたが、折れないように仕舞うにはB4でも無理、A3サイズかな。

2008年07月27日

GarageBandで着信音作り

20080726002.jpg
iTunesに"着信音"が追加された時はまだ手元にiPhoneが無かったから、いつかきっと使う時が....と思っていたのに、いざとなったら情報を取り違えて自分のライブラリにある曲にはベルマークが無いから着信音に出来ないものだと思い込んでいた。そこに、MADCONNECTIONの着信音なんてのチョチョイのチョイなのである、というエントリー。な〜るほど、着信音にしたい曲を40秒以下に調整して、拡張子の(.m4v)を(.m4r)に書き換えればいいのかぁ、それなら何とか出来そうだ。曲を調整するのにQuickTimeProを持っていなかったからGrageBandを開いてみた。初めてのGarageBand。結果的に、あーだ、こーだ、と弄ってるうちに勝手に変換してくれて何とかなってしまった。。
「メディアプラウザ」から着信音にしたい曲をGarageBandにドラッグしてトラックを作り、いきなり「共有」から「iPhoneに着信音を送信」するを選択すると、「長さを調節してね表示」が出てくるので「調節」をクリック。トラックの上に現れた黄色いバーを着信音にしたい40秒部分に設定して、また「iPhoneに着信音....」を選択。それだけでiTunesの着信音フォルダに、それ用に変換された曲が出来てました。
これの問題は曲名が作成したファイル名で、アーティスト名が自分になっちゃうから、コレを書き換えること。ホントはもっとクールな方法があるんでしょうが何とかなちゃったから、まぁ、いいか。

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2008年08月23日

山下洋輔 in弦楽亭

20080823001.jpg
那須の弦楽亭での山下洋輔ソロライブに行ってきました。
全席自由だったので早めに行って良い席取ろう!と行ってみたら整理券2番(^_^)v ゲットなのでした。外は雨だから車の中で待機です。

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2008年09月18日

Two Men With the Blues / Willie Nelson&Wynton Marsalis

20080918001.jpg1. Bright Lights, Big City
2. Night Life
3. Caldonia
4. Stardust
5. Basin Street Blues
6. Georgia on My Mind
7. Rainy Day Blues
8. My Bucket's Got a Hole in It
9. Ain't Nobody's Business
10. That's All
11.Down By the Riverside (Bonus Track)
...........................
Willie Nelson (vocals,guitar)
Wynton Marsalis (vocals,trumpet)

僕はWillie Nelsonにどっぷり漬かったことはない。そもそもWillie Nelsonを知ったのも彼をリスペクトするたくさんのアーティストとのコラボによるものだった。そのうち彼自身の魅力には惹かれどんな人なのか興味も持ったが、ライブでのコラボを何曲かをダウンロードしただけで、かつてのソロアルバムを購入するまでには至らなかった。
こんな僕だからかもしれないが、Wynton Marsalisとの"Two Men With the Blues"には嵌ってしまった。
iTMSではボーナストラックとして11曲目にCDにはないDown By the Riversideが追加され、アルバムのジャケットなのであろうDigital Bookletが付き1500円。お得なのだ。
このアルバム、iTunesでWillie Nelsonの曲を聞いても、Wynton Marsalisの曲を聞いても、iTunesのGeniusは「こんなんもありまっせぇ」とは表示してくれなかった。まぁ、両者のファンが共有すれば時間の問題なのでしょうね。

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2008年11月16日

Portrait In Jazz/ Bill Evans Trio

20081116001.jpg1. Come Rain or Come Shine
2. Autumn Leaves (Take 1)
3. Autumn Leaves (Take2)
4. Witchcraft
5. When I Fall in Love
6. Peri's Scope
7. What Is This Thing Called Love?
8. Spring Is Here
9. Someday My Prince Will Come
10. Blue in Green (Take 3)
11. Blue in Green (Take 2)
..........................................
Bill Evans (piano)
Scott LaFaro (bass)
Paul Motian (drums)

窓の向こうの雑木林を眺めながら聞いている。
部屋の中はBill Evans Trioで満たされていて、外の音は聞こえない。窓の外を降る枯葉は雪くらいの速度だから、眺めていてゆったりできて心地が良い。
あとはこの貯めてしまった帳簿付けさえ終わっていれば最高なんだけど..../( ̄ロ ̄;)\ヒィィ〜....まぁ、暫し現実逃避、珈琲でも飲もうや。

2008年11月18日

Undercurrent/ Bill Evans & Jim Hall

20081118001.jpg
1. My Funny Valentine
2. I Hear A Rhapsody
3. Dream Gypsy
4. Romain
5. Skating In Central Park
6. Darn That Dream
7. Stairway To The Stars
8. I'm Getting Sentimental Over You
..........................................
Bill Evans (piano)
Jim Hall (guitar)

薄曇りで肌寒く、ぱっとしない天気なので、今日も部屋で事務仕事。何回聞いたか知れないけれど、何回聞いても大好きなアルバムだから常時iPodにも入れています。最近はMacやiPodで聞くのが殆どだから、レコードやCDの時のようにアルバムのジャケットを手にしている時や、ケースから取り出す時の、気に入りの物語本を手にした時のような興奮を久しく感じていない。"Undercurrent"はジャケットの写真も大好きだから、物としての魅力に満ちたアルバムの1つだと思っているのに。
しかしCDケースのサイズは小さいから、ジャケットに使われているToni Frissellの作品の魅力はレコードほどには伝わらないと思う。残念なことに僕はこのアルバムをCDでしか持っていないし、レコードプレーヤーが家から消えて久しい。そしてジャケットを手にすることもなくなりiTunesのアートワークを見て、かつて手にした感覚を思い出しているという次第だ。
初めからダウンロードした楽曲にはそのCDからも感じることの出来る触覚による興奮の記憶がないのが残念で、そのうち、そんな時代も.....なんてなるのかもしれない。無論、生まれてからレコードもCDも知らなければ、そんな比較もしないから不幸ということではない。
それじゃ、いっそのこと手元に物がない事を楽しんでみよう。今こうして仕事をサボりながら(^_^;)、wikiでジャケットに使われた作品"Weeki Wachee spring"をCDジャケットよりも鮮明に大きく見ながら聞いていると、今まで聞いたものとは違うイメージが湧いてきている。アルバムが生まれる段階では先ず、二人の音と写真があったんだろうから、そんな錯覚も悪く無いなぁ。

2008年12月02日

Stan Getz Quartets/ Stan Getz

20081202001.jpg1. There's a Small Hotel
2. I've Got You Under My Skin
3. What's New?
4. Too Marvelous for Words
5. You Stepped Out of a Dream
6. My Old Flame
7. My Old Flame (Alternate Take)
8. Long Island Sound
9. Indian Summer
10. Mar-CIA
11. Crazy Chords
12. Lady in Red
13. Lady in Red (Alternate Take)
14. Wrap Your Troubles in Dreams (And Dream Your Troubles Away)
................................
Stan Getz (tenor sax) all
Al Haig (piano) 1.2.3.4.8.9.10.11
Tony Aless (piano) 5.6.7.12.13.14
Gene Ramey (bass) 8.9.10.11
Tommy Potter (bass) 1.2.3.4
Percy Heath (bass) 5.6.7.12.13.14
Stan Levey (drums) 8.9.10.11
Roy Haynes (drums) 1.2.3.4
Don Lamond (drums) 5.6.7.12.13.14

目標、"大晦日には年内の収支を終わらせるのだ!"に向かって亀の歩みを見せております、私。目標達成には必然的にMacの前に長時間座る事になり....今日もイヤホンを耳に突っ込んで音楽を聴きながらの入力作業。こんな時は緊張感のある音よりも、やっぱりリラックスできる音がいいですねぇ。で、ホントは一杯やりながらのんびり聞きたいくらいのアルバムを意図的にセレクト。今日は"Stan Getz Quartets"....最近、何となく西よりなんです(^_^;)
Stan Getzのサックスは耳当たりが良いというか心地よいので、僕のiPhoneの着信音もこのアルバムの2曲目"I've Got You Under My Skin"で定着しています。家の電話はセールスが多いし、鳴るとドキッっとするから仕事中以外は常時呼出し回数ゼロで留守電なんですが(←引きこもりだね)、iPhoneからStan Getzが流れてくる分にはストレスが全然な〜いのだ。iPhone使い初めの頃はThelonious Monkの"Blue Monk"にしていたのだけど、なぜか着信に気づかないことが多かった....何でだろ?......おっと、仕事、仕事っと.....

2008年12月20日

Chet Baker Sings/ Chet Baker

20081202002.jpg1. That Old Feeling
2. It's Always You
3. Like Someone in Love
4. My Ideal
5. I've Never Been in Love Before
6. My Buddy
7. But Not for Me
8. Time After Time
9. I Get Along Without You Very Well
10. My Funny Valentine
11. There Will Never Be Another You
12. Thrill Is Gone
13. I Fall in Love Too Easily
14. Look for the Silver Lining
..............................
Chet Baker (vocals,trumpet)
Russ Freeman (piano,celesta)
James E. Bond (bass) 1.2.3.4.5.6
Carson Smith (bass) 7.8.9.10.11.12.13.14
Peter Littman (bass) 1.2.5
Lawrence Marable (drums) 3.4.6.
Bob Neal (drums) 7.8.9.10.11.12.13.14

映画「迷子の警察音楽隊」のなかで若い隊員カレードが女性に「チェットベイカーを知ってる?」と聞いてから薮から棒に歌いだすのが、この"Chet Baker Sings"の"My Funny Valentine"ですね。Chet Bakerのナルシストっぽい歌い方が彼の役に嵌っているし、気怠さが砂漠の町によく似合う。
映画の前半と後半で、彼は2度この曲を唄う。繰り返すということは、彼が日常的に初対面の女性に歌っていることを表す演出で、彼はChet Bakerが好きなだけではなく、女性に対するアプローチの常套手段にもしているわけだ。この辺りもこの映画のユーモアのひとつだと思う。
そういえば、僕は数年前までChet Bakerがあまり好きじゃなかったのは、たしか、壊れて今はなくなっちゃったブログにも書いたような気がする。今はたまに聞きたくなることがあるし、もちろん、いいな、と思うことがある。いろいろ見たり聞いたり知ったりするうちに、今まで感じることの出来なかった「良さ」を知ることは自分の生活を少しずつ豊かにしてくれることなんだよなぁ。そう、子供達よ、ピーマンは美味い。

2009年01月21日

January in Paris

20090120001.jpgCharlie Parker With Strings : The Master Takes / Charlie Parker

1. Just Friends
2. Everything Happens to Me
3. April in Paris
4. Summertime
5. I Didn't Know What Time It Was
6. If I Should Lose You
7. Dancing in the Dark
8. Out of Nowhere
9. Laura
10. East of the Sun (And West of the Moon)
11. They Can't Take That Away from Me
12. Easy to Love
13. I'm in the Mood for Love
14. I'll Remember April
15. What Is This Thing Called Love?
16. April in Paris
17. Repetition
18. Easy to Love
19. Rocker
20. Temptation

Charlie ParkerのことをClint Eastwood監督が描いた映画「Bird」のなかで"April in Paris"が流れるシーンがある。パリの美しい夜景が空から映し出され、"April in Paris"を聞きながらパリに降り立つかのような短いシーンだったように思う。滑らかなパーカーのサックスを聞きながらのパリの夜を飛んでいる感じがとても気持ちいいからこのシーンがいたく気に入ったんだ。でも映画の中のパーカーはドラッグとアルコール浸りで暴力的でいてジメジメしている感じがして嫌いなんだけど。
今夜、"April in Paris"とはいかないけれど、いざパリへ出発なのだ。

2009年02月28日

サン・シュルピス教会でのピアノコンサート

200901260600.jpg200901260601.jpg
ドラクロワのフレスコ画「ヤコブと天使の戦い」を見にサン・シュルピス教会に行った。
教会の一部は囲いで覆われていて工事中のようだ。中に入ると人は疎ら、ドラクロワのブースにも殆ど人はいなく、向かい合った2つのフレスコ画の真下にある長椅子に座ってゆっくりと「ヤコブと天使の戦い」を見上げ眺めた。とても静かな時間だった。
教会の中にピアノの音が響いた。そういえば、教会の入口にピアノコンサートのポスターが貼ってあった。この日の夜、ここでピアノコンサートがあるらしい。

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2009年06月16日

Dance of the Honeybees

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Far from Home/ Blackthorn Band
Dance of the Honeybees
Blackthorn Band - Far from Home - Dance of the Honeybees
花に集まるミツバチたちを可愛らしく思う表現は小説や映画の中によく見るけど、もちろん音楽の中にもある。僕の好きな曲で、今、iPhoneの着信音にもしているのが、この"Dance of the Honeybees"、アイリッシュ音楽のクラシカルスタンダードのひとつだ。アイリッシュ音楽といえばフィドルのスピーディーなソロも魅力なのだけど、この曲にはスリリングな展開のない穏やかな音調が淡々と進み、いかにも牧歌的などこまでも続く草原の風景が目に浮かぶのだ。
このアルバムはiTMSで見つけた1枚。解説がないからわからないけど、この曲はツインのブズーキなのかギターなのかが、ベースになってはじまり、アコーディオンやパーカッション、ティン・ホイッスルが順番に加わってきている、と思う、たぶん。

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2009年07月19日

森英記 ライブパフォーマンス/殻々工房

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MeltingKissリーダーでありジャズサックスプレーヤーの森英記さんによる、野沢二郎展でのアートとのコラボレーションによるライブパフォーマンスが殻々工房で昼と夜の2回行われました。梅雨が明けたとはいえ、まだ雨の降る那須。今回の野沢二郎さんの油画の多くは雨や水をテーマにしたものが多く、ウェットな音色を持つサックスとのコラボレーションは外の湿りも併せて緩やかに合わされていったような気がします(^_^)
演奏後のビール片手の森さんの人柄もナチュラルでとても素敵でした。
森英記さん、ありがとうございました。

夜の部で残念ながら席が用意出来なかった皆さま、スミマセンでしたm(_ _)m

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2009年09月23日

Cafe FOOTPRINTS

20090923001.jpgうちから歩いて2分。
Cafe FOOTPRINTSなのだ。
自家焙煎珈琲豆をネルドリップ。それだけでも有り難いのだけど、オーナーとオーナーの父上の貴重なコレクションによるジャズやブルースのレコードの音が流れていて、気取らない、爽やかな雰囲気の、心地よいカフェなのだ。
今の季節は、窓から草原を渡る気持ちよい風が店内を流れている。
僕は読みかけの本をここに持ち込む。
読んでいる本が専門書のような場合、僕にはiPhoneが欠かせない。○○の○○のように....など知っている前提で進む話について行くには「大辞林」と「wikipwdia」が必須。これまた有り難いことにFOOTPRINTSは3G電波バッチリときている。
買い出しと仕込みの間の気分転換に、ちょっと一息。

2009年12月02日

Take Love Easy/ Sophie Milman

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1. Beautiful Love
2. Take Love Easy
3. I Concentrate on You
4. Day in, Day Out
5. Be Cool
6. My One and Only Love
7. I Can't Make You Love Me
8. That Is Love
9. Love for Sale
10. I'm on Fire
11. Triste
12. 50 Ways to Leave Your Lover
13. Where Do You Start?
久しぶりにamazonでCD買っちゃった。もう随分長い事CDを買ってなかったんじゃないかな.....このところいつもiTunesStoreのダウンロードばっかりだったかななぁ。
amazonのチェックリストに入れっ放しにしておいたこのSophie Milmanのアルバムの輸入盤が、最近のドルの影響があってかなくてか値下げしてiTunesStoreより随分安くなってたから、送料無料計画として本と一緒に買っちゃった♪
久しぶりにケースのビニールを破いて勢いよくケースを開けようとしたら......バキッ!とこれまた久しぶりにケースを壊してしまいました(^_^;
原因は輸入盤に貼られているセキュリティーシール。この存在を忘れて力づくで開けようとしたりするとケースを壊しちゃったりするのよね。これで3度目くらいかな。
それでまたこのシールを剥がすのが面倒......何か良い方法はないものかね、と思って試しにネット検索してみたら幾つもありました。先にケースのフタを外しちゃうのね(^_^;
よーし、次はそれでいってみよう!

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2010年01月08日

THIS IS IT

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那須塩原(旧黒磯市)に新しく出来た映画館に初めて行ってきた。
以前、黒磯に小さな映画館があったのは知っていたけど、そこも閉鎖してからは、最寄りの映画館と言えば宇都宮か郡山で、映画を身近なものとして楽しむには物理的な距離がそれをレンタルDVDへと移行させていた。
この映画館は「フォーラム那須塩原」という。25年前に山形の映画ファンが地方では観ることができない映画を観客の手で上 映しようと「市民の映画館を建設する会」を結成し、100席と50席の小さな映画館を造ったのが始まりで、現在、山形、仙台、福島、 盛岡、八戸の東北5都市で映画館を運営しているのだそうだ。大手のシネコンとはちょっと違うということがそのホームページに書かれていた。

昨年末、僕はMyPlaceのエントリーで"THIS IS IT"のことを知った。
見に行きたかったけど、東京まで行かなきゃいけないと思っていてスケジュール的に無理だと思った。宇都宮でも見られるのを知った時には、その週が最終で、凄く良かったという周りからの評判を聞きながらも、見に行くことが出来なかった。
今回の地方上映で、フォーラム那須塩原にも"THIS IS IT"が来るのを知って、これは行かなきゃ!と思っていた。
しかも、僕らの仕事が休みの木曜日は「カップルデー」なのだそうで、2人で2000円で見られる(^_^)v  昨日、念願のスクリーンでの"THIS IS IT"を見ることが出来た。

この映画はリハーサル風景だけどライブを見ているような感覚だと聞いていたから、ぜひ映画館のスクリーンで見たいと思っていた。視界一杯をスクリーンで満たしながら見上げたMichael Jacksonは優しくて穏やかだった。評判通りの感動を与えてくれる映画だった。
僕は中学から海外の音楽を聞くのが好きになり、その頃のベストヒットUSAやMTVで見るPVは毎週ドキドキものだった。その頃だった思う"Thriller"のPVには驚いたし、"Beat It"にEddie Van Halenが参加したのも凄いことのように思った。映画"THIS IS IT"の中でも"Beat It"のリハーサルがあった。金髪の女性ギターリストOrianthi PanagarisのソロはEddie Van Halenのそれ、そのもので、格好も良かったし、とても懐かしくも感じた。
そうなんだ、映画を見ている間じゅう感じていた、懐かしさの中に、ライブと音楽への完璧を目指す緊張感が伝わってきたのが僕には心地良かった。

映画館を出た駐車場で「ポォーーーーー!」を叫んだのは言うまでもない。

"THIS IS IT"のHPで、その女性ギターリストOrianthiオリアンティのデビューアルバムが発売されるのを知った。そのページの中では彼女の名前よりも「マイケルジャクソンのギターリスト」というような文字が目立つのがちょっと気になったけど(^_^;

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2010年01月14日

Thursday At The Village Vanguard

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1. Gloria's Step (Take 2)
2. Gloria's Step (Take 3)
3. My Man's Gone Now
4. Solar
5. Alice in Wonderland (Take 2)
6. Alice in Wonderland (Take 1)
7. All of You (Take 2)
8. All of You (Take 3)
9. Jade Visions (Take 2)
10. Jade Visions (Take 1)
..........................................
Bill Evans (piano)
Scott LaFaro (bass)
Paul Motian (drums)

言わずと知れた"Waltz For Debby"と同日録音の名盤で、ニューヨークの名門ジャズクラブ"The Village Vanguard"と聞けば僕はこのアルバムのタイトル"Sunday At The Village Vanguard"が真っ先に頭に浮かびます。その次に想うのは"Waltz For Debby"を聞いていると聞こえるグラスを片付けているようなあの音。あのグラスのぶつかる音から広がるVillage Vanguardのイメージが、実際のVillage Vanguardとどう違うのか、これからニューヨークに行って自分の目で確かめて来ます。Sunday At The.....とはいかなかったけど、今から34時間後の今日、僕らは順調にいけばVillage Vanguardでのライブの中に居る筈。
これからちょっと一杯やって、仮眠して(^_^;......さーて、長い木曜日のはじまりだぁ!

2010年01月23日

Fred Hersch Trio/ The Village Vanguard

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僕らはThe Village Vanguardヴィレッジ・ヴァンガードに着いた。
Googleストリートビューでこの辺りの画像は下調べしていたから、この赤いテントが見えた時、すぐにVillage Vanguardだ!と、分かった。
慣れないニューヨークの地下鉄で少し手子摺り、予定よりちょっと遅れてしまったけどライブが始まるまでまだ30分近くある。赤いドアの横には手書きの文字で”Fred HerschTrio”と書いてあった。あまりキレイな字じゃないなぁ、と思いながら、よし、と、勢い良くドアを開けた。

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2010年09月24日

Keith Jarrett Trio JAPAN TOUR 2010/ Bunkamuraオーチャードホール

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嬉しいことに、Keith Jarrettのコンサートスケジュールは仕事が休みの木曜絡み。ラッキー♪ 昼に飲んだビールのせいもあるのかもしれないけど、トリオはソロよりリラックスして聞けるから好き。
そういえば、iGaさんも同じ日のチケットを取られたそうな。きっと、もっと前の方だろうな......さて、自分の席は、あった、あった......あ、iGaさん。まさかお隣りとは(^_^;
いやぁ、楽しい夜でありました。

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2011年01月03日

笑う門には.....Satchmoでしょ。

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笑う角には福来る、というから年頭のテレビはお笑い番組が多いのだろう。
今年も2日から仕事はじめ。正月は、あの声を聞くと、この笑顔が浮かぶSatchmoことLouis Armstrongを仕事場で掛けている。実際には、このWhat a Wonderful Worldよりも、もっとニューオリングジャズな曲にしているんだけど。
僕のなかでSatchmoはいつも笑顔なんだ。
人種差別が法的に認められていたとされる当時を乗り越えてのこの笑顔は誰にでもできるもんじゃないよなぁ。
テレビを見る習慣のない(持っていない)僕だけど、元日の夜、親世帯のテレビを借りて見た。アメリカ、ハーバード大学のサンデル教授の講義を10時から4時まで。一気に見るのは辛かったけど、講堂での、ほんとうにいろんな人種の学生が意見している姿が素晴らしいと思った。

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2013年02月23日

New Morning

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パリでも生ジャズを聞いてみたいと思ってNewMorningのサイトを見たら、滞在期間中のカレンダーにChrisette Micheleの名前があった。そういえば、あの時アルバムを買ったきり、6年経った彼女はネットで検索してみるに迫力というか安定感が出たなぁ。会員登録してあったfnac.comからチケットをゲット、25ユーロで見られるから日本で見るよりかなり安い。
NewMorningは北駅エリアにあるからホテルから歩いて行けた。最寄り駅は東駅からメトロで1つ目のChâteau d'Eauらしい。北駅エリアというと物騒なイメージも付きやすいけど、ちょっと離れているし周りには明るい店も多く不穏な感じはなかった。
Chrisette MicheleはジャズというよりR&Bやソウルといった感じかな、会場に来ていたのは圧倒的に黒人の若者が多かった。NewMorningのジャンルは、ジャズ、ラテン、ヒュージョン、ソウル、ファンク、ワールドと幅広いけれど、サイトを見ると数多くのジャズプレイヤーが演奏した場所だったようだ。
一応、用心してカメラは持たずiPhoneだけ持ってきた。この写真はうちの奥さんのiPhone4で取ったもの。

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2013年12月09日

NANOCOMPO NANO-UA1

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最近はすっかりMacやiPhoneで音楽を聞いている今日この頃。
CDを手にするのはMacに読み込むときくらいかもしれない。
今まで仕事場で流す音楽はMacからイヤホン用のミニ→RCA変換ケーブルでBOSEのパワーアンプにアナログ接続していたのですが、アンプをNANOCOMPO UA1に換えてUSB接続してみることにしました。
本体サイズ149×149×33mmという、コンパクトにしてシンプルなデザイン。アルミのダイキャストなので継ぎ目がなくスッキリ、つや消しホワイトのサラサラ触感。
では、さっそく。

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2013年12月29日

Olasonic NANOCOMPO NANO-CD1

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なんと東和電子さんがOlasonic NANOCOMPO NANO-CD1のサンプル機を送って下さり、
デジタル出力専用CDプレーヤーとアンプの2段重ねとなりまして、
殻々工房Olasonic公式試聴スペースになりました。
小スペース店舗などにもおすすめのコンパクトで高音質システムをお試し下さい。
(↑なんとなく営業トークっぽい )

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2014年09月21日

JBL CONTOROL ONE

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殻々工房がOlasonic NANOCOMPO NANO-UA1の試聴スポット
になったことからはじまり、スピーカーもJBL CONTOROL ONE に替わることになりました。今まで使っていたBOSE 101MMよりも音が良くなるんじゃないかなーとのことなのだ。まぁ、コンパクトスピーカー比較ではありますが。では、さっそく。

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CONTOROL ONEって壁掛けのブラケット付きでの販売なのだ。
101MMは別売りだからコスト的にはかなりリーズナブルなのね。
ではでは、取付けてみましょう。

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2015年01月07日

ELAC BS 72 + Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1

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仕事場でMacBook Proと接続して愛用しているアンプOlasonic NANOCOMPO NANO-UA1からのスピーカーをJBL CONTOROL ONE から ELAC BS 72 に替えてみました。

ELAC BS 72は壁掛け金具が付いてないので棚を自作することに。
まずは庭の物置から放ったらかしの木っ端の中から、SPF 2×6材と集成材を拾ってきました。

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木目に沿った方向に切るのは心地悪くて好きじゃありません。

汚れてるし、塗装します。

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2015年04月03日

Colour Of Rice + Salala Kinoko ライブ@荻窪アルカフェ

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スイス在住の友人Salala Kinokoさんとそのご息女 Colour Of Riceさんの2人のシンガーソングライターによる里帰りコンサートに行って来ました。

僕にとって会場「アルカフェ」のある荻窪の駅は、国立市の美術学校に通っていた時に使っていた駅で駅近くの喫茶店でアルバイトもしていたはずなのに場所が見つからないくらい記憶が繋がらなかったりする。まあ、20年も前の話で、Salala Kinokoさんと会うのも20年くらいぶりなのかな。
しばらく会っていなかった三鷹に住む友人も誘い、また会場ではSalala Kinokoさんとも一緒だった池袋の美術学校に通っていた時の友人とも会って、なんだか変わったような変わっていないようなふわふわとした楽しい夜でした。

写真はアルカフェ、肖像権に引っ掛からないようにと思いながら撮ったらよく分からない写真になってしまった。
Colour Of Riceはギターの弾き語り、Salala Kinokoはピアノの弾き語り、の2部構成。
スイス生まれのColour Of Riceの英語を、母のSalala Kinokoが通訳しながらの和やかな雰囲気のなかライブははじまった。
実は、随分まえからYOU TUBEでフォローして聞いたColour Of Riceではあるのだけど、実際に生で聞いた彼女の歌はインターネットから聞いた声よりも心地よく耳にとどきYOU TUBEよりもずっといいと思った。実際に会って知るシャイな性格もその声の美しさの一部なのでしょう。

ライブでも唄われた"Railway Station"です。

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2017年06月13日

真夜中に鳴くホトトギスと雷雨とジャズ。

シャワーを浴びてからのんびりお酒を飲んでると、
毎晩、決まって3時くらいに一羽のホトトギスが鳴いていました。

真っ暗な林の中から大きな声が響く、ホーホー、ホッキョキョキャキョキュ。

それに応える鳥は一羽もなく、
彼だけがホーホー、ホッキョキョキャキョキュと鳴き続けます。

寝言なのか?
誰か探しているのか?

先日、彼の鳴き声のあと、雷鳴が響き渡りました。
雨が降り始め、風が吹き、
次第に風雨は強まり、嵐のようになりました。

YOUTUBEでジャズを聴きながら一人飲みしていた僕は、
真夜中の嵐に興奮しつつもホトトギスを想い、ちょっと不安。

翌日から、真夜中のホトトギスを聞いてません。

そもそも、ホトトギスはなぜ夜中に鳴くのだろう。

下のサイトに同じようなことが、そしてホトトギスの声について細かく書かれています。
神戸の自然シリーズ5・6 神戸の野鳥/神戸の野鳥観察記

調べてみると、
ホトトギスのメスはウグイスの巣に1つずつ卵を産んで周り、オスはそのテリトリーを守るために周回して鳴いているという話もありました。
そして、6月になると鳴かなくなる、ということも。

卵が孵って鳴かなくなったのならいいな。
みんなが眠っている那須の林の中で、数少ない起きてる者同士としてね。

動画はホトトギスが鳴いてる時に見ていたライブ、
アルメニア出身のジャズピアニストTigran Hamasyanティグラン・ハマシアン
来日公演に行けなかったから、たまに夜中に見ています。

2017年11月15日

オペラガルニエでのコンサートとエルミタージュ幻想

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パリのオペラ座、オペラガルニエは有料で内部見学ができるけど、折角だからオペラやバレエなどのチケットを取って併せて見学した方がお得だと思います。

オペラやバレエは人気だからオンラインでもチケット取るのが大変.......でもコンサートならリーズナブルだし取りやすいです。
演奏が終わってからの内部見学は出来ないので、早めに行って館内を見学した方がいいかも。
金色に輝く豪華な空間は初めてでなくての口が開いちゃう。笑

安い席を取ったので随分上の方ですが、個室なので落ち着いて聞くことができました。
バスティーユのようなコンサートホールじゃないから、音をきちんと聞くというよりは雰囲気を味わう感じでしょうか。
これで15ユーロは安いと思う。幸せな日曜日の午後でした。

シャガールの天井画、馬蹄型のオペラハウスの雰囲気、このワーグナー以前の来場者が来場者を見るために作られているこの馬蹄形の劇場は人が埋まった時にこそ高揚感が高まります。
iphoneで開演前の動画も撮っていたので、そちらも。

この日、演奏者に日本人の方がいらっしゃいました。

CONCERT CORDES ET VENTS

Richard Strauss
Till Eulenspiegel einmal anders !
Ludwig van Beethoven
Septuor en mi bémol majeur, op. 20

Clarinet/ Jérôme Verhaeghe
Horn/ Misha Cliquennois
Bassoon/ Ludovic Tissus
Violin/ Karine Ato
Viola/ Jonathan Nazet
Cello/ Yoori Lee
Double bass/ Amandine Dehant

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演奏が終わり、促されるように出口へ。

昨年の那須ショートフィルムフェスティバルでのイベント上映作品の中に、長編映画の「エルミタージュ幻想」がありました。

会場でスタッフとして見たのですが、
90分1カットのため冗長に感じる部分もありましたが そのラスト、まさに劇場の観客が出口に向かって流れでるシーンが印象的でした。
それはオペラガルニエに限らず、いろんな劇場の終演後に見る眺め。
映画の中では、玄関の先には海があり、霧が立ち上っている、というラストシーン。
観客は大きな川のように流れ、海に流れ、そして霧となってまた空に昇ってゆくのでしょう。
海という再生のメタファーも重なり、これまで見た幻想の世界はまた繰り返されることをイメージさせてくれる心地よいラストでした。

エルミタージュ幻想のラストを見ながら、
いろんな劇場で終演後に感じる、現実に引き戻されながらも またここでは繰り返される夢の世界、を感じていました。

ふと、思い出しのでメモ。

2017年12月24日

クリスマスイブなので 今夜はこんな感じの曲を聴きながら仕事しましょうかね〜♪

今夜はクリスマスイブですって。

せっかくですから、仕事場のMacのプレイリストの中身は、こんな感じにしてみました。

今日は日曜だし、飲み屋は 静かな夜になりそうです(笑

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Winter Kiss / Diana panton

カナダの女性ジャズヴォーカリスト、ダイアナパントン。
可愛い感じ、カジュアルなビストロにもにも似合いそうね。
 
 
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Christmas Songs / Diana Krall

もはや定番の安定感だなぁ。


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Christmas Cookin' / Jimmy Smith

ちょっとファンキーに行っちゃいますか!イエィ!


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Ultimate Christmas Collection / Jackson5

ノリノリでもういっちょ!イエィ!


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Silent Nights / Chet Baker

あんまり盛り上がっちゃうと疲れるお年頃なので(笑
チェットベイカーの晩年の抜けた感じが またね。


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STAMNING / The Real Group

スウェーデンのリアルグループ。クリスマスアルバムは敢えて外して、こちら。
北欧の寒さの中に神々しさまで感じちゃうね。


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Charlie Brown Christmas /Vince Guaraldi Trio


それでは、お仕事の方も、ひとりでも、家族でも、グループでも。
それぞれに それぞれの 良いクリスマスを♪


※リンクはamazonにしてあります。

2019年01月17日

La Fenice / Kieth Jarrett

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Disc 1
01. Part I
02. Part II
03. Part III
04. Part IV
05. Part V
 
Disc 2
01. Part VI
02. The Sun Whose Rays
03. Part VII
04. Part VIII
05. My Wild Irish Rose
06. Stella By Starlight
07. Blossom
.................
Kieth Jarrett (piano)


昨年の秋に発売されたキースジャレットKieth JarrettのラフェニーチェLa Fenice。

ジャケットの、水面に映る建物とゴンドラのシルエットという いかにもヴェネツィアのアイコンから、ヴェネツィアに行ったことのある方なら分かるかもしれない。
La FeniceとはヴェネツィアのTeatro La Feniceフェニーチェ劇場のこと。
2006年7月19日のフェニーチェ劇場でのソロコンサートを収録したアルバムです。
このところ仕事中毎日聴いています。

キースジャレットが好きな方ならご存知の即興演奏からはじまります。
どこに飛んでいくのか分からないターンを繰り返す蝶々を追うような演奏で、演奏者の緊張感も半端なく、聴いている方だって集中力が必要で ちょっと疲れるけれど、一つ一つの音が強く美しく感じられる貴重な録音だと思う。
3曲目に入ると緊張も溶け、ゆったりとした曲やバップテイストもあり また演奏後の客席からのイタリアらしい ブラボォーの声も心地いい。

キースは昨年、ヴェネツィアビエンナーレ音楽部門で金獅子賞を受賞。
このアルバムはその記念のために12年間温存されたものがリリースされたとの案内があったけれど、昨年予定していたヴェネィアでのコンサートは体調不良のためキャンセル、その前の春のNYカーネギーホールもキャンセルされている。今後の予定も今のところない。

La Feniceは不死鳥の意味を持つ。
フェニーチェ劇場は1792年に開場、その後、1836年と1996年に2度全焼しているが見事に復活している。キースのファンにしてみれば、このアルバムはキースが不死鳥となって復活してくれるのを願いながら聴いているに違いない。

La Fenice ラフェニーチェ・Kieth Jarrettキースジャレット/ amazon.com

2019年07月07日

Getz/Gilberto / Stan Getz, João Gilberto

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ジョアンジルベルトが自宅で亡くなったそうで。

ジルベトの曲を聴きながら仕事しますか。

ちなみに、ジャケットの絵はプエルトリコの画家でオルガ アルビズ Olga Albizuだそうです。

1. The Girl From Ipanema
2. Doralice
3. Para Machuchar Meu Coração
4. Desafinado
5. Corcovado
6. So Danco Samba
7. O Grande Amor
8. Vivo Sonhando
9. The Girl From lpanema
10. Corcovado

Getz/Gilberto /amazon
Stan Getz, Joao Gilberto, Astrud Gilberto, Antonio Carlos Jobim.

2021年01月08日

Last Leaf / Danish String Quartet

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この冬、雪が降った日に見つけたアルバム。
昨年からApple Musicを使いはじめ、聞き放題だから漁ってるとたまに自分の知らなかった好みのタイプに出会うことがある。ちょっと楽しい♪

那須の冬の寒さと雪が似合うデンマークの弦楽四重奏なのだ。
美しく、切なくて、懐かしさもあって、スピード感とかケルトっぽさもある。
窓の外の林の雪景色が一層切なく美しく見えてくる。

仕事場でもたまに流すと、少し静かになる。
この時期、良いことです。
 
"Last Leaf " Danish String Quartet / amazon
amazonにはレコードもありますね。
プライム会員ならストリーミング無料みたい。
 

Danish String Quartet / Official Website
https://danishquartet.com

Danish Quartet / Wikipedia
https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Danish_Quartet&oldid=991745707

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2021年01月13日

Piano Night (Jazz at Berlin Philharmonic Ⅻ) / Leszek Mozder, Liro Rantala & Michael Wollny

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Apple Musicで見つけて最近よく聴いているアルバムをメモ。

三人のピアニスト(Leszek Mozder, Liro Rantala, Michael Wollny)によるベルリンフィルでのジャズライブアルバム。Jazz at Berlin Philharmonicと題されたシリーズの12回目のようだ。

他の回も漁ってみて、Apple Musicにあったのだけ聴いてみたけど、このアルバムが一番好みでした。
三人のピアニスが1台のピアノを弾くジャケット写真も熱くて(暑くて?)いいね。

1.Candide Overture
2.Freedom
3.White Moon
4.She Said She Was A Painter
5.Africa
6.Summertime
7.Fiesta

1曲目のバーンスタインのオペラのキャンディードの序曲から嵌る。
いつも少し音を大きめにして聞く。全体的にやはりピアノの音が心地良くって、曲によりタイプの異なる三人の演奏が楽しめる。ジャズ定番サマータイムのアレンジも楽しい。
ラストのFiestaの終演後、客席からの拍手と歓声。
しばらく行けないオペラやクラシックコンサートでのあの満席の客席で、静寂を破る拍手の中から腹から大声で「ブラボー」と叫ぶ男たちやヨーロッパの熱気を思い出すと少し胸が詰まる。
 
 
amazonにはレコード、CD、MP3、ストリーミングがあるらしい。
Jazz at Berlin Philharmonic VII: Piano Nights


more...... "Piano Night (Jazz at Berlin Philharmonic Ⅻ) / Leszek Mozder, Liro Rantala & Michael Wollny " »

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