コクトー美術館で買った共通チケットを持って新コクトー美術館へ。
モノトーンで強烈なインパクトの外観。官能的なライン。
海岸の強い日差しをカットするための黒いガラスと白のコントラスト。
展示室内は撮影禁止なんですが、ここはオッケーだそうで。
2011年開館なのでさすがにキレイです。レセプション後ろの壁に掛けられている写真の白い帽子の紳士がこの美術館開館のきっかけとなた膨大なコクトーコレクションを寄贈したセヴラン・ワンダーマン氏。
地上一階、地下一階となっていて、地上階はたくさんのドローイングと写真と映像、そして地下は撮影風景の写真などと併せて、映画作品の幾つかが繰り返し部分的に上映されていました。
歩き疲れていたこともあり、椅子に座りながら全てゆっくり見ました。
ちょっと居眠りもしました。
地下から1階に上がろうとしたとき、スタッフの女性2人に止められ、年配の方が若い方にあなた聞きなさいよ、という感じで責付かれており、何処から来たの?と聞かれたので、日本です、と答えると、若い方が年配の方に伝え、年配の方は僕に直接、南アフリカじゃないの!?聞いてきたので、違いますよ、と答えた。年配の方が、頬から口の辺りがそう見えたから、と説明されたけど、もし僕が南アフリカ人だったらどうだったんだろう。よく、メキシコ人ですか?とか、いきなり、インドネシアから来たのか?とか、聞かれたことはあるけれど、南アフリカは初めてだったなー。ま、そう見えるってことだ。
外に出るともう陽が沈みかかっていた。
そうそう、外観の全体はこんな感じ。変わってるよね。
朝にニースを出てモナコ、カップマルタン、マントンと。
よく歩いたなー。