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フィレンツェでルネッサンス美術を見るのにフィレンツェカードを使ってみたのだ。

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この冬の、観光という名のフィレンツェルネッサンス美術漬けスパルタ合宿ではフィレンツェカードを使用したのだ。オス!(←体育会系)

出発前、ルネッサンス美術を見まくるためどこを回れば効率がいいか下調べしていた段で知ったのは、有料の施設がかなり多いこと。美術館はもちろんだけど教会までも。。

これでは遊園地なみにお金が掛かりそうだ、、ということで、フィレンツェカードの購入を決めたのだ。

しかしこれが安くはない、72時間(3日間)有効で72ユーロなのだ。
結果的にはお得だったのだけど、72時間って言ったって、寝てる間は使わないでしょ〜〜、と、庶民には敷居が走高跳びな金額なのだ。

有効期限はカードを買った時ではなく、最初に使った時点から72時間。
この間はトラムやバスは乗り放題、無料Wifiも使える。
ナポリのように待っても来ないバスではなく、待ってれば普通にミニバスがやって来た。
ぼくらが泊まったホテルが中心地から少し離れていたことと天気があまり良くなかったこともあって、バスはかなり乗りました。

しかし、なんと言ってもこのカードもメリットはウフィッツィ美術館などの予約制の施設が予約無しで、しかも並ばずに専用レーンから入れるところじゃないだろか。
他にも、入り口で団体客の人集りの横を抜けて入り口で見せたら並ばずに入れてくれたりもした。
もう得意げにカードを胸ポケットから取り出し、こういうものだ、チラッ、てなものだ。

前にフィレンツェに来た時は2日しかいなかったからあまり見て回れなかった分、今回はこのカードで、とがっついてみた。

フィレンツェカード購入時にカード裏面にサイン、バスチケット、マップとバスルートとフィレンツェカードの使える施設の一覧、そして使える施設の営業時間の一覧、それらを入れるパスケースがもらえるのだ。
各施設入場時にレシートを渡されるのでパスケースに詰めておいたら、回った場所の記録にもなっていた。
数えてみたら20枚。
回ったね。元取ったかね。

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なかなか可愛いカードなのだ。
バスチケットはその都度機会に通していたら印字が真っ黒になってしまった。

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カードが使える施設は入り口にこの赤いのが立ってるので、英語とイタリア語以外の言語圏から来た人が入り口やチケットオフィスを探すのも簡単。

やはりこの街自体がアミューズメントパークのような観光地なのだ。

余談ですが、
同じように美術館の多いパリで買ったパリミュージアムパスは2日、4日、6日と選べて6日で64ユーロ(現在は69ユーロ)、比較するとフィレンツェはやっぱりちょっと高いのかな。
ニューヨークは寄付制や無料開放デーを設けている美術館が多いからあまり必要性も感じなかったし、ロンドンに至っては公立の美術館はどこも無料にするという教育政策があるからこちらから進んで寄付しちゃって英国紳士気分になってみたりする。
東京は東京都歴史文化財団の発行する、東京・ミュージアムぐるっとパスなのでしょう。使用期限が1年というあたりからして観光客向けという感じではないけど78施設で2000円。
対象は常設展示だけど、安いね。

これからフィレンツェの美術を中心とした回想に入ります。
20箇所全部は書きませんけど。。

ブログのトップページはリアルタイムの記事も書きますので、あまり参考にはならないと思いますが興味のある方は、たま〜にカテゴリーから覗いてみると見やすいかもしれません。
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2015年08月19日 14:05に投稿されたエントリーのページです。

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