構想から完成まで2ヶ月近くを費やし完成したカラカラ金貨なのだ。
この忙しい時期に何やってんだ、と呟きながらも進めてきたコイン作成。
前にカラカラ紙幣を作って遊んだとき面白かったので、その進化系とも言えるビールチケットであり、またこの金貨を使ったパーティープラン時にはドリンクチケットになるというものなのだ。
まずはカラカラ金貨の使いかた、システムについてご説明しましょう。
カラカラ金貨は10枚単位で購入できるのだ。
10枚で5000円、20枚で10000円(税別)なのだ。
この金貨1枚で通常600円の生ビール1杯かギネスビール1杯と交換できるのだ。
100円お得!
カラカラ金貨についての説明書と一緒に、赤いベロア生地の巾着袋に入って手渡されます。
30枚の金貨の入った袋ともなるとかなりズシリときてなかなかの手応え。
この金貨を使ったパーティーブランというのも作ってみたのだ。
まぁ、営業的な詳細はおいおいホームページで公開するとしてざっくり言いますと、
パーティーの予算のドリンク分を幹事さんにコインでお渡しするので、更にお得なコインパーティー専用ドリンクメニューの中から自由に選んで、その都度、ドリンクと金貨を交換、という、残りの予算が目に見えるシステムなのだ。
もちろん、コインはみんなで均等に分けるもよし、残少なくなったら掻き集めてリッチな一杯を楽しむもよし。
余った金貨は、平時のビールチケットとしても使えるし、次のパーティーで使うこともできる。
基本的には、この金貨で酒を飲むと楽しいという人に喜んでもらえれば十分なのだ。
さて、このコインの完成までの流れも情報共有のため説明しましょう。
まずはインターネットでコインやメダルを作成してくれる業者さん探しからはじめ、紙幣だと耐久性のある紙と印刷じゃないといけないし、プラスチックじゃ安っぽいし、カジノのチップでもいいけどオリジナルを作らないと市販のものでは偽コインが出回ってしまう恐れがあるので、ここはオリジナルの金属製にこだわりました。
新宿にある青谷製作所にメールにて問い合わせ。
自分で作ったコインの原案を元に、1週間程度で金型のイメージを送ってもらい修正を加え、正式に発注。約2週間後に完成し、納品という流れです。
実際コインになると見えませんが、
ビールの泡が那須山になっていて茶臼から噴煙が上がってます。
テキストは角ゴシックにしようと思ったのですが、エッジが破損する可能性があるので最終的な仕上がりはあまり角のないデザインになりました。
本当は両面作りたかったのですが、料金も倍になってしまうので片面だけにしました(笑
コイン作成費は、
金型の作成代が片面で25000円。
直径25mmの真鍮製の製品代が500枚で24000円。
併せて49000円+消費税で、52920円。と、振込手数料。
遊びにしては高くついたけど、じんわり楽しんでいただけたらこれ幸い。
近日中に、殻々工房のホームページのパーティープランにこのプランも追加しまーす。