ブリュッセルからタリスを使って日帰りでドイツのケルンへ。
タリスの公式サイトからチケットを購入。
サイト内のカラムで中央駅からケルンまで買ったので中央駅から乗れるもんだと思ってたら電光表示板に表示がない.......ん?......駅員さんにチケットを見せて聞いてみると「これはミディだ」と。
ん?.....何?ミディって。あ......ミディって南駅のことか!
「5番から乗って次の駅だ!」表情と手の動きが「急げ!」って言ってる。
ちょいと小走り。
列車前にいた鉄道の制服を着た女性にこのチケットで乗れるか聞いたら、大丈夫、次の駅だと。
なるほど、料金は中央駅から払ってあるけどタリスは南駅からでるのか。。
ということで、ギリギリハラハラで南駅のタリスのホームに到着なのでした。
あーびっくりした。
落書きは良くないけど、うまいね。
行きは1等車で帰りは2等車、往復で58ユーロでした。
一等車は軽食付きでした。
サーモンとクリームチーズのラップロールみたいのももらってニッコリ。
1時間50分くらいでケルンに到着。
ブリュッセルの駅よりカッコイイ。
駅の看板のフォントや建物のスケールやガッチリした感じもブリュッセルよりカッコイイ。
駅構内のソーセージスタンドも美味しい。
やばい、ブリュッセルよりもケルンに気持ちが........
うわ、ケルンの大聖堂のスケール半端ない............
いやすごいよ、マジで。
Dom St. Peter und Mariaってあるからペトロとマリアの大聖堂っていうんだね。
ゴシック様式の建築としては世界最大ですって。
この中にはゲルハルトリヒターのステンドグラスがあるというので、それも楽しみにして来たのです。
期待しちゃうな、ケルン。
振り返って見る駅。あのフォントも好きだ。
一見何の危険もないように見える駅前広場。
しかし、僕らが来る1ヶ月前に、この駅前広場でケルン大晦日集団性暴行事件が起こった。
このことを耳にした時は怖気づきケルンに来ることを躊躇しました。
今、wikipediaの記事を読んでいても吐き気がするくらいに苛立ち、たまらなく辛い。
この日、広場には花束が置かれ、プラカードを持ったデモのグループがいた。
ここでの悍ましい事件の背景には欧州難民危機があるという。
複雑で何をどうしたらいいのか分からず居た堪れないけど、他人事ではない。
この日常の風景の中に憎悪が隠れている。
まずは、この街にある学ぶべきものを学び、持って帰ろうと思いました。