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ケルン大聖堂のゲルハルトリヒターのステンドグラス

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ケルン大聖堂を目の当たりにすると、まず、でかい、、と言ってしまう。
この黒さがまたある意味近寄り難い凄みというか畏れのようなものを持っていて良いね。

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正面の広場からちょっと通りに出たくらいでは写真に収まらない。

この場所に初めに建てられた聖堂は4世紀、もちろんこんなに大きなものではないが最古の聖堂だったという記事を見た。2代目が9世紀に建てられたが13世紀に火事で焼失。その年に新たに建築がはじまるも16世紀に宗教改革からの財政難で中断、19世紀に入ってから再開されたそうだ。完成は1880年。当時では世界で一番の高さの建物だったらしい。
第二次世界大戦で英米軍の空爆に14発の直撃弾を受けるも1990年代に修復、1996年にユネスコ世界遺産登録されている。
さーて、なかに入ってみましょう。

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荘厳です。が、高さの割に広くはないです。

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側廊にあるステンドグラスは新約聖書を記したステンドグラスが嵌め込まれてました。
大きく明快な絵画的表現です。
あれ?リヒターは?

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身廊から先に進みたいのにクローズ!?と思ったら昼休みだそうです。
出直して来なくっちゃ。時間がない方は大聖堂は昼間は避けた方がいいんですね。
先にルートヴィヒ美術館に行ってからまた来ることにしました。

そして、想像よりも充実していたルートヴィヒ美術館でリヒターの作品も鑑賞してからの再訪です。

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これかー!
天気も良く光が強いので写真には上手く撮れないですけど。。
露出を絞って撮ってみましょう。

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僕のカメラではこれが限界です。(笑
記念と大聖堂の維持費貢献も兼ねてステンドグラスの写真の載った小さいパンフを購入しました。

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正方形の色ガラスが嵌め込まれています。
2007年に完成、11500個の正方形から成る72色のアンティーク口吹きガラスだそうです。
これはまさに、リヒターの「カラーチャート」ですね。
ステンドグラス制作に際して、はじめは大聖堂の建築協会側のリクエストに応えて具象的な殉職者のデザインを考えたそうですが、あまりに残酷なシーンのモチーフは不適切と考えたはじめたのだそうです。
リヒターの「カラーチャート」シリーズはコンピューターによる乱数発生プラグラムで作成された主観性を排除した配置を用います。それを線対称な反復で配列したモザイク状のステンドグラスです。
リヒターのなかでは最近の作風ではありませんが、考えれば考えるほど、ここには一番合っているように思えてきます。我ながら残念な頭で上手く説明できないのですが、また何かの機会に纏められたらいいなと思っています。

後になってから分かったそうですが、この教会の中には、中世に作られた小さな四角からなる格子模様の丸窓があり、リヒターのそれと良く似ているのだそうです。
このステンドグラスには未だに賛否両論あるようですが。

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お昼休みは公式ホームページには載ってないからイレギュラーなことだったのかもしれませんが、ご参考までに。

ケルン大聖堂公式サイト
http://www.koelner-dom.de

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2016年04月05日 19:22に投稿されたエントリーのページです。

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