
ケルンの目的の1つ、ルートヴィヒ美術館です。
駅から直ぐ。カテドラルのリヒターのステンドグラスが昼休み中だったので先にこちらへ。

そして何ともラッキーなことに、この時の企画展がジョアンミシェル展です。
以前、このブログにも書いたのですが、日本でコレクションを持っている美術館は殆どないので是非どこかで見てみたいと思っていた作家なのでした。

しかも結構な点数で初期から晩年まで見応えあり。

やはり勢いのある筆致と美しい色の作家ですね。
大作はパリのポンピドューと、ジョアンミッチェル財団の所蔵作品のようです。

子供達の授業中。
絵の前に立って、絵の中にある色と同じ色をしたリボンを振る、という。
ちょっと恥ずかしそうに。

それでは常設も見ていきましょう!
お、ロスコの黒いシリーズじゃないですか。
美術館の名前でもあるルートヴィヒとはペーター&イレーネ・ルートヴィヒ夫妻の名であり、彼らがこの近くになる古典絵画を中心に所蔵しているケルンヴァルラフ=リヒャルツ美術館に継続的に寄付をし続け、1976年に近代部門が独立したのが、このルートヴィヒ美術館なのだそうです。
すごいですよ、美術作品の収集と寄贈が趣味だなんて。
そうしてできたルートヴィヒの美術館はドイツの複数の街、ウィーン、ブダペスト、北京、キューバなど、ヨーロッパを中心として、たくさんあるのだそうです。

近代と現代のコレクションが大盛りです。

昨年、日本でも人気があったサイトンボリですね。
っていうかね、近現代の美術家博物館みたいな感じで誰のでもありそうなくらいのコレクションです。

ジョアンミシェル見てからの常設としてはこのフロアを見ただけでも満足でした。

やっぱりドイツに来たらご当地作家ですね、きっとリヒターあると期待してました。
このあとステンドグラスも見ることだし。

うまいね、リヒター。

この美術館は1986年にリニューアルオープンしたと書いてありましたけど、30年経ってるようには思えない綺麗で大きな美術館です。
壁もキレイだったから改装入ってるように思うんですけど未確認。

実はもう見終わったかと思ったらアメリカのポップのコレクションがありました(笑

うわっ!ガードマンによく怒られないな、と思ったら作品で2度ビックリ。
ドュアンハンソンのハイパーリアリズム、やっぱりうまい。

ジョージシーガルのこの作品、主題が誰にでも分かりやすし綺麗でいいですね。
僕なら手放したくなくて寄贈できない(笑

外さないし、いいものありますね。

この辺りの現代の展示は1点ずついろんな作家の作品が見られるから、懐かしいというか、懐メロダイジェストを見ているようなエンターテイメントな感じもしてきて楽しい。

初めて見た作家も多く、キャプションを見るとケルン出身とかケルン在住とか。
さすが、ルートヴィヒ。

外に出てみたら大聖堂が!

この屋根の円弧のシルバーといレンガの連続した構造が印象的ですね。

中に戻り、いやぁ、見た見た。
..........ん? あっちにも展示あるの?

ええ、まだありました(笑

ノルデとかドイツ表現主義、退廃芸術もさすがに充実してます。

マレーヴィチとか未来派はもちろん、ロシアンアヴァンギャルドなんてロシアよりもコレクション持ってるらしいですよ。

窓からライン川に架かるホーエンツォレルン橋が見えます。
この橋、すごくカッコイイ。
ドイツに来たのはここケルンが初めてだけど、建造物のスケールとか形とか仕上げとか魅かれるな。

未来派や象徴主義などもジャンル別になって展示されていて美術の教科書みたいでもありますね。

さすがに疲れてきちゃったかも。

ダリのミレーの晩鐘のLa estacion de Perpignan。
やっぱり見入っちゃうね。

このあとヴァルラフリヒャルツ美術館にも行こうかと思ってたけど、ここだけでかなりの満足度です。
しかも40歳過ぎてても大学の学生証持っていれば学生料金なんですよ。
フランスやベルギーでは鼻で笑われて26歳までだよ、って言われて終わりだったんですけど。ドイツって素晴らしい。

エルンスト、グッときますね。

...........え、ここからのピカソですか!
ピカソは別腹ですか?
ここルードヴィヒ美術館のピカソコレクションの量は世界3位、個人の収集としては世界1位だそうです。
でも展示作品はそれほど多くなかったので放心状態にならずに済みまました。

こういう展示の仕方はいいですね。
ということで、全部見せていただきました。

階段下にまだちょっとあったので、ここまで来たら、と寄ってきました(笑

カテドラルとここだけでも来た甲斐があるけど........やっぱり頭使った後はドイツビール飲みに行こうっと♡