アントワープ州立?と、この段で知ったのですが、ベルギーって連邦立憲君主制国家なんですってね。
そういえばベルギーに行くにあたってベルギーの歴史みたいな本を一冊かじったのですが、この国ってちょっと複雑。
何年か前、ベルギビールウィークエンド東京に行った時に、主催者側の誘導で会場に集まった人達で乾杯しましょう!ということになって、マイクを持った進行役の女性がベルギーの方に「ベルギー語で乾杯はなんて言うんですか?」と質問していたことがありました。
僕の隣にいたベルギー人のご主人を持つ女性が「ベルギー語なんてないわよ。」と小声で突っ込んでいたので、そうなんですか、と話しかけたら、北のオランダに近い方がオランダ語、南の方がフランス語、と教えてくれました。
実際にはフランス語、オランダ語、ドイツ語、若い方は共通して英語を話す、といった感じのようで、この地ががヨーロッパーの中央であり交差点でもある便利な立地から、独立までの占領の歴史を物語っています。
たまたま思い出したので書いてしましたが、
ここアントワープ州立写真博物館はなかなか魅力的な博物館と美術館の両方を兼ねたような所でした。
Jan Hoek展。
各階で展示が分けられていて現代の作家による写真作品の企画展、
作品やカメラなど撮影器具のコレクション展示、と、とても見やすい区分けがされていました。
階段にずらっと並べられた写真は来場者参加型でとてもいい感じ。
写真のミュージアムならでは。
アナログなインスタグラムって感じでいいね。
展示の量があって、また企画展の質が高く見応えがありました。