たまにお酒の話でも。
ロンドンドライジンと呼ばれるジンの中で、今でもロンドンで製造しているたった1つの蒸留所がビーフィーターなのだそうです。
2014年にビジターセンターがオープンして見学ができるようになったので、
昨冬ロンドンに行った際に工場見学してきました。
見学せずともショップでここでしか購入できないアイテムを買うこともできます。それはまた後ほど。
場所はテムズの南側。
テートブリテンから川を渡った辺りにあります。
僕はユーストン駅からバスに乗って行きました。59番のバスで20分ちょっとKennington Park Post Office下車。
通りの奥に見えるのが蒸留所ではありません。。
思ったよりもこじんまりとした蒸留所とショップでした。
ここで世界中のビーフィーターが作られているとは思えないくらい。
ちなみにここでは蒸留のみ、ボトリングはスコットランドで行われているそうです。
ホームページからガイドツアーの予約をしました。
ひとり12ポンド、所要時間は1時間です。
http://www.beefeaterdistillery.com
まずは自分たちだけでジンとビーフィーターの歴史を学びます。
最近はアトラクションのような工場見学もありますが、
ここは展示形式で自習したあとにガイド付きのツアーが待っています。
さらっと流しちゃいそうになりましたが、12ポンドって1800円かぁ、と換算しながらゆっくりみました。笑
ポンドってユーロの感覚でお金払っていると、帰ってからカードのお支払いが予想より多いのよね。笑
ジンベースのカクテルの歴史です。
ドライマティーニ。
レモンピールがビッグだね!
蒸留器ほしいね!
彼が創始者で薬剤師のジェームズ・バロー氏です。
何年か前にビーフィーターからバローズリザーブという高価なジンが発売されましたね。
あれはバロー氏が19世紀に使用していた蒸留器を使って、フランスのリレの樽で寝かせたお酒でした。
自分が飲み始めたのはあのボトルあたりかなぁ〜。
自習タイムが終わりました。
この日は僕らとガイドだけの貸切ツアーでした。
蒸留に使われるボタニカルや蒸留時間、回数、温度などを聞きながら、
階上の蒸留器のあるスペースを回ります。
ここの工場にいる5人だけで世界中のビーフィーターを作っているんだ、と言ってました。ビックリ。
蒸留室は撮影不可です。
見学の最後にはジントニックを作ってくれます。
ここではライムではなくオレンジでした。
これがまた美味しかったです。
日本人はよく来ます?と聞いたら、よく来るそうです。
特に日本人とイタリア人はバーテンダーが多いそうです。
最後に蒸留室が見える天窓があり、ここからなら撮影OKよ、とのこと。
そこまで言われたら撮らないわけに行かないので撮影タイムです。笑
ほとんど見えないよね。笑
並ぶポットスチルの一番右に小さなポットスチルがあります。
その一番小さなものでのみ蒸留したジンがここのショップ限定で売られています。
一番上の段の右にあるのがビーフィーター・ロンドンガーデン。
今のところ 蒸留所限定販売のようです。
そのうち日本でも並行輸入されるかもしれませんが、お土産にオススメかも。
味はすっきりとしていて、カラカラでお土産として出していたらあっという間になくなっちゃいました。
左下にクラウンジュエルもありますね。
日本だと高いんだよなぁ、と思って値段を見たら大して変わりませんでした。笑
クラウンジュエルの右に赤い24が見えますが、これはボトルが赤いだけ。
でも日本には透明ボトルしかないからこれもお土産向きかもです。