ここは旧市街ではなくビルバオの鉄道駅からも比較的近い場所にあるLa Viña del Ensancheというバル。
ビルバオで行ったバルの中でもう一度行くとしたらここに行きたいです。
美味しいレストランのようなフードをバルのように出してくれるお店でした。
カウンター上にタパスが並んでいたのですがシンプルな生ハムサンドが多かったので何を選ぼうか迷っていたら、店のお兄さんがピンチョ?と聞いてくれました。
メニューが多言語になっているタブレットを見せてくれてめちゃくちゃオーダーしやすかったです。
ただ、ここは生ハムがおすすめみたいで、カウンター上にずらっと吊るされたハモンが見事です。
調子に乗ってあれこれオーダーしちゃいました。笑
これはタコのガリシア風みたいだけどアスパラのような豆のニュアンスのグリーンのソースと柔らかいポテトが一緒になっていて、パプリカパウダーとの相性も良いおつまみでした。
頼んだフードが多かったので、カウンターからテーブルに移動してじっくり飲むことにしました。
フォアグラときのこのソテーがポタージュのようにトロッとしたバターの香るマッシュポテトの上に乗って、卵黄のソース、甘いペドロヒメネスのソースみたいなものが掛けられていました。
これはやばい。
おつまみの数だけグラスワインを飲みました。
バスクではずっとクリアンサを飲みました。
スーパーでも2本に一本はクリアンサ。笑
レゼルバやグランレゼルバに比べたら熟成の短いリーズナブルなワインでしたが、24ヶ月以上の熟成で、そのうちオーク樽で6ヶ月以上の熟成、生産者にもよりますが程よく樽香を感じるワインでした。
テールの煮込み。
コクのあるワインソースでした。
なんだかフルコースみたい。
牛肉とアスパラガスのロースト。
全体的にバターを多用した重めのソースで、パンがすすみます。笑
大満足。
店の外(路上)にはテラス席もあります。
この向かいにはビルバオについて最初に行ったバルEl Globoがあります。
La Viña del Ensanche
http://www.lavinadelensanche.com/es/ ※音声あり