この1週間、仕事の合間は梱包作業に追われ、採寸など準備を入れたら2週間。
ようやく100号サイズ複数を含む絵画16点をモントリオールに発送しました。
これは7月中旬からカナダ モントリオールを中心に企画されているアートイベント" Go-Somewhere! どっか行ってくる! "に向けての作業です。
そこで、Go-Somewhereの紹介と、ブリコルールとして梱包作業をメモ。
”Go-Somewhere”はモントリオール在住の映画監督トニー ジラルディンTony Girardinによって企画された、日本人作家5人をカナダの複数箇所での展覧会を通しての紹介と交流を図るアートイベントです。
ジラルディン氏は2年前の那須ショートフィルムフェスティバルでの、ドキュメンタリー映画「マリノーニ Marinoni」上映に際し、マリノーニ夫妻と一緒に来日され、映画祭期間中は那須に滞在、まるで映画祭スタッフのように時間を共にし(笑)、カラカラでは急遽上映会もしていただきました。
昨年の春にも那須に来て下さり、その時にカラカラで展示中だったのが、今回の”Go-Somewhere!”に参加される麻生知子さんと武内明子さん。彼は映画祭を通して那須のイラストレーターの米倉万美作品のファンになっていたことと併せ、日本のアーティストをカナダで紹介しようと企画を立てられたそうです。
参加作家はワタリドリ計画としても活動されている麻生知子さんと武内明子さん、版画家の若木くるみさん、那須のイラストレーターの米倉万美さん、ジュエリー作家の米倉つぼみさんです。
7月13日から8月下旬までのモントリオールのギャラリーでの武内明子さんの個展(期間中に5人展の期間もあり)を皮切りに、タドゥーサクでのグルーブ展示やライブペインティング、7月下旬からは米倉万美さんの個展と、カナダ日本大使館での5人展など、トロントにも会場を移動してのイベントや展覧会、秋にはアルモントにあるテキスタイル美術館での展示も企画されています。
ベストシーズンのモントリオール、もし行かれることがありましたら会場にも足をお運びください。
Go-Somewhere!
https://www.gosomewhere.ca
Facebook page
https://www.facebook.com/japanesearttour/
と、いうことで、
僕はカナダには行きませんが、大きな作品を発送するお手伝いをすることになりました。
お世話になっている海外物流サービスに連絡、送れる最大サイズを相談。
最大は203×178H×302とのこと。
その場合はフォークリフトが必要で....そりゃ費用もスゴそうね。
今回送る絵画のほとんどはキャンバス。
100号くらいの大きな絵画でも3枚くらいならプラダンなど使って簡易梱包もありですが、10枚越えるとさすがに木枠梱包が必要です。
梱包後のサイズも考えてF100号を最大と設定して、あれこれ梱包プランを練り、58L×156H×178Wになりました。
木枠作りはじめ。
窓の外からグレーの猫がこちらの様子を伺っています。
....あれは、きっとトニーが猫に化けて様子見に来たんだな。笑
軽量化を図り、2.5mmの薄いプラダンを使用。
底にはプラダンの上に、分厚くエアパッキンを敷きました。
荷物と一緒に提出する書類と合わせて一応ナンバリングしました。
4隅のみパッキン補強。
今回のおすすめブリコラージュはこちら。
手締め用PPバンド&ストッパー仕様です!
木枠の上下、対角線に4本取り付け、最後に締めました。
これで 乱気流で揺れても安心ね。
側面と天面もプラダンで塞いで終了。
たった今、無事トラックに積み込まれて行きました。
運賃の請求は末締め翌月請求なのでまだ幾らか分かりませんが、予定より重くなっちゃったような気がする。笑
とりあえず、ミッション完了!
今夜は飲むぞ♪