セルフビルドー家をつくる自由ー
矢津田 義則+渡邊 義孝 (著) 蔵前 仁一 (編)
出版/ 旅行人
何とも濃い本が出版されるようです。
9月10日に発売される「セルフビルドー家をつくる自由」にはセルフビルド、ハーフビルドの事例30件が掲載されています。その30軒がどれもこれも個性が強い。もちろん自分で作るという事はそれなりの個性が出てくるもので、それは建て売りハウスメーカーが作るようにカタログに載っている素材だけでは作らなかったり、何年持つのかということも考えたり考えなかったりということもある。見慣れたような家ではない家が、ここには沢山載っています。もちろん、それは自己責任で作ったものだからというだけではなく、田舎に住んでいるから作りやすい家でもあるのだと思う。
そんな自然の中での生活からか、セルフビルダーの多くはエネルギーも無駄にしないように考えるケースが多かったりして、実験に似た創作の数々に僕はいま感心しながら頁を捲っています。
昨冬、この本の著者の1人であり自らもセルフビルダーである陶芸家の矢津田さんからメールを頂きました。そんな濃い家30軒の中の1つとして、ライトなハーフビルドではありますが今回、殻々工房も紹介して頂いたのでした。
うちは「新しい工法のハーフビルド」と題してBe-h@usを使った家として載っています。
いやー、こうして載った写真を見ると、なんだか住みはじめた頃からあまり進んでないような感じだなぁ。もう少しやる気だしてがんばろっかなー。まぁ、それには材料買えるように仕事も頑張らなきゃかなぁ....。
那須周辺ではダッド&マムさんの「古電柱できた森のカフェ」、kuzukuzuさんの「モダンデザイン2×4セルフビルド」も掲載されています。
機会がありましたら手に取って見て下さいませ。