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永瀬恭一個展「ノートの終わり・ノートの始まり」/殻々工房

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殻々工房で2度目となる永瀬恭一さんの個展「ノートの終わり・ノートの始まり」が始まりました。2007年1月以来ですので2年半振りです。
前回は、白いキャンバスに白い油絵具で描かれた実験的と言ってもいい作品でしたが、その後、川口アトリアでの「うきぐも」古河街角美術館の「Mixjamは見た」新宿photographers' galleryでの「組立」、と拝見してきて、永瀬さんの実験はまだまだ続いているんだな、と感じています。絵画という作品を構成する素材自体を見せようとしたり、壁面でなく床置きする作品展示はある意味、美術マニア的なものかもしれませんが、そのような展示をしたことで作家が何かを見つけ、次の次に繋げて行く意欲を感じます。2年前の作品と比べ、画面上での作業が複雑化し絵肌に奥行きを見せているという現時点での変化を同じ空間で見られるというのが、今回の展示を見ての喜びでありました(^_^)
次の作品はまた新たな気持ちで、また充実した作品を、という気持ちを表した今展のタイトルが永瀬さんの制作に対する姿勢なんですね。
今回は年末、12月26日までの展示です。
※11月14日(土)、12月26日(土)はギャラリータイムとして午後1時から5時もOPENします。

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2009年10月14日 16:26に投稿されたエントリーのページです。

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