7年くらい前に店の木部を這わせようと植えておいたツルバラがなかなか思い通りに育たなかった。そんな何年かのうちに何本かのバラを買い、世話をしていて、何となく彼らのご機嫌の環境作りというものを考えていた。
無理に這わせようとすると、だいたいその枝は元気がなくなって違う枝が伸びて来たりしていた。そんなバラに感情移入して、うーん、分かる分かる、と頷いてもみたが、反して、うまく誘引するととても良く育つことも分かった。
種類にもよるけど垂直方向に伸ばすよりも横方向にのばして蛇行させながら上に伸ばしていくと花付きがいい。今まで、垂直に屋根まで伸ばして上の方で咲かせたいと思って植えていたバラはそれに向く品種ではないようだということも分かった。また品種によっては下を向いて咲くバラがあって高く育てて高いところで咲かせられるということも知った。
この春、庭木屋さんでセールされていた違う種類のツルバラの苗を3本買い足した。
それを這わせるための添え木を用意してみたのだ。
格子状にしたほうがいいのかな、と思ったけど、そこまでする必要もないか、と考える。必要があれば、その部分だけ「あみだくじ」のようにハシゴにするかもしれない。
うまくいくといいんだけど ( ̄▽ ̄)
適当な長さにカットした木材を上部だけビス止めして、下部は少し浮いた状態。その近くに金属パイプを打ち込んでワイヤーで木材とパイプを固定した。
作業はシンプルに、腐りにくく、交換しやすいように、と考えてみた。