本当ならば連日、旅の記録をブログにまとめていきたいところなのだけど、どうも確定申告の準備が何で何らしいのでそれもままならない。
まぁ、単純な事務作業には適度な休憩が有効ということで、休憩時間に断片的に何回かに分けてルーブル美術館を回想してみよう。パラレルワールドを行ったり来たりな感じではある。
まずは、頭を使わずに書ける辺りから。
この吹き抜けと天窓を見て、あ、と思う。
そう、ここはサモトラケのニケのある階段踊り場の吹き抜けなのだ。が、ニケがいない。
現在、吹き抜け部分改修工事のためニケは展示されていないのだ。
事前にホームページを見て知っていたのでショックはなかったけど、現場にはそのことの貼紙もなく、みんなも気にした様子もない。もっとも、気づかなかった人には貼紙を見て残念な思いをするなら知らぬが仏なのだろう。
前回、朝いちでルーブルに入ったときは誰もいない館内の踊り場で静かに翼を広げていた神々しい姿を見たときには興奮したのを思い出す。その時の記事はこちら。
折角なので、ニケの跡に立ってみる。
ダイナミックな姿のわりに意外と幅はなかったんだなぁ。
ルーブルにもう1つある古代ギリシア文明の貴重な彫刻ミロのヴィーナスは見られます。
そういえば、5年前に来たときは1日でルーブル全館を見て集中力を使い切り、翌日から燃え尽き症候群のようになってしまったのだった。今回はそのようなことのないようにしたつもりだったけど、ルーブルは1日いても飽きない、というか飽きる前にメモリがいっぱい。で、今もまた行きたいと思っている。