カーサ・ブオナローティからサンタ・クローチェ教会へ。
所狭しと建物が立ち並ぶフィレンツェの街並みを抜けて来たからか、この広場がとても広く感じました。ガイドブックには毎年6月にはここが中世サッカー試合の会場になるのだそうです。
以前は礼拝堂が無料で付属美術館と別料金だったのが、中に入ることが有料となり付属美術館は無料で入れることとなり、フィレンツェカードもOK。
なかには文化人のお墓が多く、なかにヴァザーリの作ったミケランジェロの墓もあるのだそうなのでそれと、気になっていたドナテッロの十字架像を見に。
壁は石造りで屋根のみ木造トラス。
大きな空間ですね。
中央礼拝堂にはステンドグラスがあって煌びやかですが、全体的にはルネッサンス的なゴシックって感じでしょうか。
中央礼拝堂。
中央礼拝堂左横にドナテッロの十字架像がありました。
これ以上近づけなかったので、カメラでズーーーーム。
なんとかピントが合いました(笑
双眼鏡で見たほうがよく見えました。やっぱり教会の美術を見るには双眼鏡は必携ですね。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のブルネレスキの十字架像と、サンタ・クローチェ教会のドナテッロの十字架像。
たしかに、ドナテッロのは農民のように見えますね(笑
しかし表現がリアルだから実在の誰かに似て見えるということも言えるでしょう。
ドナテッロがブルネレスキよりも劣っているということではないですね。
さて、お墓ウォッチです。
ガリレオ・ガリレイのお墓です。
ドナテッロの受胎告知もありました。
見上げの位置であまりよく見えません.....良さげなのでもっと近くで見たいです。
ダンテの記念碑、とありました。
なかに遺体が入ってないのだそうでお墓じゃないそうです。
これがヴァザーリ作のミケランジェロのお墓です。
ヴァザーリの芸術家列伝を読むと彼はミケランジェロが好きだったんだなぁ、と思います。
ロッセリーノの聖母子。
付属美術館のタッデオ・ガッティの生命の樹。