ルーブル・ランス Louvre-Lensへ。
パリのルーブルに行った翌日、僕らは北駅からランス行きの列車にのりオープンして1年くらいの新しいルーブルの別館、ルーブル・ランスに向かいました。
大きめのバッグを持った遠方に向かう人たちの行き交う朝の始発駅の賑やかさと、コーヒーマシンから立ち上る湯気、コーヒーとパンの甘い香りにもドキドキする。
TGVのチケットはフランス国鉄のサイトで予め購入。列車によって料金が異なり、またランス行きはルーブルの影響か土日のみ本数が多く、僕らは土曜日に行くことにして1人15ユーロくらいの安めのチケットを購入。
パリからランスまで1時間ちょっと。美術館の開館時間から逆算した時間で安い席を選んだんだけど、1等席だったのでリッチな雰囲気。ちなみに帰りは同じ料金で2等席。
フランス北部にランスは2つある。1つはシャンパーニュの産地でもありノートルダム大聖堂のあるReimsランス、もう1つは昔炭坑の街として栄えたが今は過疎化しているLensランス。ルーブル別館の出来たランスはかつて炭坑の町だったほうで、プラットフォームの先にちょっと見える黒い三角形の人工的な山がこの地を知る人には昔を偲ばせているものなのでしょう。
10時、ちょうど美術館が開いた時間だ。