暖かくなってきたのでぼちぼち作業をはじめよう。
今年はこの店の玄関前の部分に手を入れようと思う。
特に大きな造作もなく植物の生長に頼った玄関アプローチ、葉のない季節はこのようにとても淋しい。
木枠のビニールの箱は温室で、そういえば先日あの箱を取材させてほしいとDIY雑誌の方から連絡いただいたのだけど、冬で何も育ってないし、春には壊すつもりだとお断りしたのだ。
思い起こせばこのスペース、はじめは屋根にのせる土を置いていた。
その土を載せ終わってからはレンガを敷いてテラスにしようと試みた。
レンガテラスはあるだけで何も活用できなかったから、レンガを四角く抜いて小さな畑を作った。
しだいに手前に植えたブルーベリーなどなどが大きくなって陽当たりが悪くなり、次に木枠の温室を作った。トマトは美味しかったなー。
そうしているうちに大きな地震のあとの原発の事故があって、野菜を作る気持ちがなくなり花ばかりを植えるようになった。
で、今度はどうするかというと、ここに小さなデッキを作ろうと思う。
何年かまえ、バーなのに店を禁煙にした。
それなので、タバコを吸うひとは店の奥のデッキかこの玄関前で一服されている。
あの温室のある辺りにデッキを作って、テーブルでも置こう。
それを作ってる間に、きっと、あそこもあーしよう、こーしようと思いつくに違いない。
書き掛けのキャンバスにまた筆を入れる感じだな。