店のアプローチ横にウッドデッキを作ろうと思い、数は足りないけど買い置きの沓石を並べサイズを考えながらふと思う。
畑にするときに埋めた角材はまだ使えるんだろうか、と。
さっきまでは、この畑をそのままにして上にデッキを作ってしまおうと思ったのだけど、使えるんなら勿体ないなあ。
衝動的に木枠を掘り起こしてみる。
鎹で止めてあるのでなかなか持ち上がらず、ゥウォォオオ〜〜!という叫び声と共に引き起こしてみる。脳内ヒュージャックマン。
木枠の下からレンガが見えた。
そうだ、以前敷いたレンガもデッキの下敷きじゃもったいないじゃないか。
あとで掘り起こそう。
木枠にしていた木を掘り出すと土に埋もれていた部分はアリが巣くっていた。それでもまだ強度はあるから土留めくらいなら使えそうだ。
木枠が無くなると、盛り上がった黒土も勿体なく思えてきた。
働いたお金で買った土だしな。
縦横無尽3Dに伸びた雑草の根とミミズの大群を含んだ黒土をまた屋根に載せるのもいいけど.....そういえばうちにはいつまで待っても草の生えない緑化駐車場があったではないか。
ということで、土を掘り一輪車に載せ駐車場に撒いてみた。
この駐車場に敷いたプラスチックのマットを雑草除けと思っている人がいるが、本当の目的は草を生やすために草の根をタイヤから守るために敷いたものなのだ。
マットの下に敷いた砕石と砂がいけなかったのか一向に草が生えない。
たまに、残土歓迎、という看板をみるけど、うちも立てようかと思ったこともある。
雑草除けと思っている人にとっては乱心の沙汰だろうが、この根っこたっぷりの黒土を撒いてしまおう。えーーい。
デッキ作りの最短コースからは少し膨らんだような気はするけど、このコースのゴールにはウッドデッキ完成があるに違いない。
原種チューリップが咲きました。かわいいねー。