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2014年07月 ARCHIVES

2014年07月06日

沼ッ原湿原でニッコウキスゲが咲きはじめました。

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ブログの更新をせずに一ヶ月以上たってしまいました。
大学の勉強をしていたといえば聞こえはいいのだけど選択してない科目にのめり込んでしまうという授業料の無駄なこと。そんなうちにワールドカップもはじまっての1ヶ月。
1つ前の記事を見ると八幡のツツジ、そして沼ッ原。
山の散歩と花を愛でるとう、なんだか鄙びたブログじゃのう。
まぁ、渋い茶でもすすりながら。

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休日、遅い昼食のあとに沼ッ原まで。
今にも雨が振り出しそうな雲行きじゃ。

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2014年07月14日

コロニア・グエル教会地下聖堂 Colonia Güell

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バルセロナのエスパーニャ駅からカタルーニャ鉄道に乗って郊外にあるコロニア・グエルへ。
教会の最寄りはコロニア・グエル駅だけど、その駅からZONE2なのだそうで、その手前のモリ・ノウで下車すればZONE1、余計にお金を払わなくて済むのだそうだ。
たまたま電車で乗り合わせた青年2人がモリ・ノウで降りずそのまま電車に乗っていたが、コロニア・グエル教会にほぼ同時に着いた。ということは所要時間としては同じみたいだ。

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何もないなー。

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誰もいないなー。

ちなみに、コロニア・グエルに行くにはこの歩道橋を渡ってはいけない。駅構内から地上に降り、線路に沿った大きな通りを進む。

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道路沿いは廃墟のような家が多かった。
田舎の国道沿いを歩いているような感じ。
お腹が空いたけど店もない。

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そんなこんなで、繊維工場を中心としたコロニア・グエルの敷地に到着、住宅地を抜け教会に着いた。
見学にはチケットが必要で、近くのインフォメーションでチケットを購入。
国際学生証を出してみたらすんなり学割してもらえた。5.5ユーロ。

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いかにも作りかけだけど、サグラダファミリアのように工事中ではない。
ここはガウディのパトロンでもあるグエルの繊維工場のために作られた街、コロニーの中に済む住人のための教会として作られようとした。1914年のバルセロナの財政危機によりグエル家がガウディに工事資金出資の断ち切りを通告、この教会の建設は中断されガウディは建設から手を引く。翌年にこの半地下の部分のみ完成していたのでバルセロナ司教の祝福を受けて「地下礼拝堂」と呼ばれるようになり、別の建築家により上階の壁と屋根が作られ現在の形となる。1918年にはグエルが死去。
かつての産業の遺産といった雰囲気が漂っているこの街にあまり活気は感じられないが、区画整理された閑静な住宅地には今も人が住んでいます。

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2014年07月19日

コロニア・グエルのパン屋さん

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コロニア・グエル教会を見たあと、お腹が空いたので何かを食べられる店を探して散策。
車が止まってるし、家はどこも小綺麗にしているから、人は住んでるんだろうけど気配がない。
教会を見学しているとき、遠くのほうから子供達の声がしたから学校があるんだと思った。グエルの工場の不景気で、この街の教会の建設は中断されたけれど、今でもコミュニティがあるということはきっとどこかに店もあるんだろう。
地図をみて広場のような場所に向かって歩いてみる。
カフェがあったけど、時間が早いのか、やってるのかやってないのか分からなかった。
窓際にパンを置いてある店があった。
店だと思ったけど、看板がない。レースのカーテンに阻まれて中もあまり見えない。
玄関らしいガラスドアからお菓子が並んでいるのが見えた。
ここは店に違いない、入ってみよう。
4m×4mくらいの小さな店の右奥にパンの置かれたカウンターがあり、その手前に注文しているおばさんが一人、カウンターの先にはお店の人らしきおばさんが一人。
僕がパンを買っているおばさんの後ろに並ぶと、店のおばさんは僕をチラッと見て少し戸惑っような困ったような顔をした。
ここに来る時に降りたモリ・ノウ駅で思ったことがある。
自動改札でチケットを入れる時、「ここに入れて下さい」であろう表示の一部が、バルセロナの大きな駅ではpor favorのところが 、ここではカタルーニャ語の, si us plau.と見えた。ここはカタルーニャ語の街なんだと思った。
隣りでどのパンにしようか迷っているうちの奥さんの言葉聞きながら、頭のなかでは一昨日まえに覚えた数少ないカタルーニャ語をいつでも取り出せるように並べておいた。
地元の人らしきおじさんとおばさんも入って来て、僕らの後ろに並んだ。
さぁ、僕の番だ。
パン屋のおばさんの僕を見る目が泳いでいるのなんて気にせず、笑顔でボンディア!と言ってみた。頭の中で順番に並べたカードの1枚目だ。
おばさんの硬い表情がほぐれ、ホッとしたような笑顔でボンディア、と返された。
やった。
一言の挨拶でこんなに状況は変わるんだ。そして、これでパンも買える。
あとはスペイン語の授業で覚えた数の数え方のあとにパンに付いた札の名前を読んで、最後にスペイン語のポルファボルの代わりに頭の中の2枚目のカード、スィゥスプラウをくっ付けた。
お会計を済ませ、お礼を言って、アデウ!と挨拶した。これがぼくの最後のカード。
振り返ると列に並んだオジさんたちからもアデウ!とアディオス!と言われたので挨拶をして外に出た。

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パン3つで、2.5ユーロ。安い。
塩味が効いていて粉の旨味もあってとても美味しい。
頭の中に並べた3枚のカードが有効に使えていたがどうかは分からないし、スペイン語が話せる人ならスペイン語で通じたに違いない。

飲みものを買い忘れたから少し喉につかえたけど、へへへへ、と、にやけながら駅に向かう道を歩き、おばさんのパンを平らげた。

2014年07月23日

The Paintings of Joan Mitchell

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何繋がりで興味を持ったのかも忘れてしまったのだけど、最近気に入っているJoan Mitchellジョアン・ミッチェルなのだ。
なにか無性に美しい絵画が見たい時に本棚に手を伸ばしている。
ニューヨークを中心に興った抽象表現主義に対して、ワシントン中心の抽象表現主義第二世代と呼ばれる作家の1人だそうで、第一世代のロスコなどの瞑想性や社会を反映した暗さはなく、絵具による色彩の美しさがストレートに表れる流れの中で、彼女の作品はゴッホやセザンヌの影響を強く受けているのが見て取れる。

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City Landscape 1955

この本は2002年にホイットニー美術館で開かれたThe Paintings of Joan Mitchell展の図録なのだと思う。amazonで見つけて購入。

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2014年07月25日

El Vaso de Oro

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バルセロナの海岸をひとりブラブラしていたら、教えてもらってチェックしていたバルの前を通りがかったのでちょいと1杯。1つ空いてたカウンターに滑り込む。店の人はみんな船員さんみたいな格好で活気あるわ。

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ビール、ビール♡

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