基礎が完成しました。
基礎が完成しました!
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基礎が完成しました!
ついにBe-h@usの集成材による柱、梁、土台などの部材が搬入されました。4tのユニックが2台と4tの平トラが1台の計3台です。地面と店舗の床にブルーシートを敷いてから部材の種類に分けて降ろし、ブルーシートで梱包です。
Be-h@usの金物も届きました。
集成材に金物をつける作業が始まりました。
図面をみながら、この部材はどの部分のものなのか確認しながら全ての金物を先につけておくそうです。
そうすれば後ははめていくだけ・・なるほど・・建て始めると早いわけです。
部材を確認しながら進めていく作業を、親方は「この作業が一番大切なんですよ~」と言ってました。
株式会社アイランドプロファイルという木製の「窓」を作っている会社でBe-h@usの窓「Be-window」が作られています。
Be-h@usのcitrohan.netというMLグループのオフ会でアイランドプロファイルの諏訪工場の見学会に参加してきました。
驚きました。
「Be-window」とは、とても性能の高い窓で重量もかなりある、と聞いていたので、きっと近代的な大きな工場だと想像していたのですが、実際はきれいな川の流れる土手沿いにある可愛らしい工場でした。
資材置き場にはこれから窓枠になる木がたくさん置かれていて、木の種類が分るように木口に色が塗られていました。工場の中ではひとつひとつ手作業で窓が作られています。
木を削って、組み立つように加工して、ボンドを塗って、組み立てて、色を塗って。
まさに手作りの窓です。
まるで
遊園地のジェットコースター
巨大なジャングルジム
私たちが結婚してから8年間暮らした借家には家よりも広い庭がありました。
これ幸いと、私と相方は一人一棟ずつ、アトリエとしてプレハブを建てました。結婚祝いといして戴いたお金で建てたので「嫁入り道具」ともいえます。
建てる際には大家さんに連絡し許可を得て、家を出る時は「壊しても良いし、置いていても良いのよ」と言ってくれた仲介の不動産屋さんの言葉に安心して建てたのでした。
さて先日、那須に引っ越すべく片付けをして家を出たところ、数日後に大家さんから連絡があり「プレハブ撤去して行ってくれないと困るんだけど~」との事。
あららら?と思いながら大家さんと話をすると最初から置いていっては困ると言っていたそうで、仲介の不動産屋さんの意見を私らは鵜呑みにしていたらしいのね。
不動産屋さんに聞こう思ったら担当の方、既にお亡くなりになられているという・・・・。
こっちはもう直ぐ那須で建て方が始まろうって時で、あまり事を長引かせたくないし・・もちろんテレビの法律番組に手紙を書くような悠長な事はしていられないってんで
「分っかりましたー!撤去しましょう!」って言っちゃいました。
プレハブを買ったところに見積もりを取ると一棟75000円で2棟で150000円っていうからビックリ!!
「え~!?そんなのムリムリ」という事で、自分達で解体して処分する事に。
今日はこのキリンくんが活躍します。
住居1F部分
予め土台に付けてある金物に柱を立てていきます。
あっという間に1F部分の柱がたちました。
次に「巨大なキリン」の出番です。
重い集成材をクレーンが一本ずつ持ち上げていきます。
そして柱とドッキング!
見ていて楽しいくらいにピタピタ入っていきます。
建て方2日目です。
住居2F部分を建てていきます。住居と店舗が交わるところが複雑なようで加工しながら建てられていきます。住宅としてだけ建てる場合の多くは、シンプルなものが多いと思いますので、このような現場での作業は少ないのだと思います。
また以前見学にいった住宅の建て方では2日で終了、上棟していました。
連日、午後は曇りがちですが朝はいつも気持ちがいいです。
今日は建て方3日目、家に屋根がつきます。
大工さんたちが来る前、足場に上って記念撮影。
工場で斜めにカットされた柱、屋根材を待つ金物を見ているとワクワクします。
壁パネルと屋根パネルを入れ終わりました。
パネルが入っていないところは窓やドアが入ります。
設計のLANDShipの方々、工務店の方々とその請負いの方々、両親と私の姉夫妻とでの上棟式です。
今回は神主さんは呼ばず、略式として工務店の社長さんが神主役をして下さっての式でした。うーむ、社長、やり慣れてる感じ。
大工の親方が木槌を持って、「えんえんとぉ~~」で「おりゃ~」ゴン!「まんまんとぉ~~」で「おりゃ~」ゴン!でした。
屋根パネルの上に屋根下防水材のアスファルトルーフィングが敷かれました。
壁パネルの上に防水シートが貼られました。
このシートって、工務店名がビッチリ印刷されてますよね。やっぱり宣伝なんですかね。
Be-windowがはいりました。
Be-windowとはアイランドプロファイルが作っているペアガラスの木製サッシです。
窓の色は選べるのですが、うちはBe-h@usのスタンダードのスカンジナビアレッドです。思ったよりも落ち着いた色でかなり気に入ってます!この塗料はオスモカラーなのでセルフビルダーにとっては入手し易く、色も合わせやすいので嬉しい限りです。
2m×2mの大きな窓ガラスが3枚(店舗、住居1F,住居2Fに一枚づつ)あるんですが、これがめちゃくちゃ重い!
大工さんたちが5人で持っても「おっとっと!」「うえ~」「おいおいおい」という声が聞こえてきて「だめだな。こりゃ、とりあえず置いとくべ」・・・・という事でこの3枚まだ収まらずにいます。今度機械で上げるのかな・・?
この最高にしっかりした窓が、Be-h@usの気密性を高めているそうです。
非常に重い2m×2mのスライディング。無事に取り付けられました。
大人5人掛かりでした。
それなのに、後日、大工さんの施工ミスが発覚したので付け直し。。
施工マニュアルの読み間違い(読んでない?)らしいのですが、結構いい加減に付けてしまう事もあるんだなぁ。
ある日、窓の近くで雨を眺めていたら、雨音が良く聞こえるもんで「よく降るもんだなぁ・・・ん?」高気密の筈がなぜ!?と思って、煙を外から吹き付けてみたらキレイにふわ~と室内に。高気密住宅というのは施工する人間にも因るものですね。
上棟した頃から、家の前を通る人から建物についていろいろ聞かれるようになりました。
一番多いのが「何かお店やるんですか~」という声。そこでBeの集成材の木っ端に油性ペンキで手作り看板を作ってみました。
住居部分の床下に付けられた給水管です。
赤い管が温水、青い管が冷水(常温)です。管はそれぞれの蛇口に直に接続されています。
破損などあった場合は一本だけ取り替えれば良い訳ですね。
待望のベンチレーターが届きました。
これは工場などの屋根に良くみられる換気システムです。
このベンチレーターが店舗の吹き抜け部分、建物の中で一番高い所に付きます。
吹き抜けの幅は1m。1階の店舗から細く長く伸びた吹き抜けが煙突効果となって、その先のベンチレーターが排気してくれるという企みです。設計の秋山さんの提案に飛びついてしまいました。
このベンチレーターは自然換気タイプなので動力も必要ありません。
重量はとても軽いです。形も何だか・・・ジェット機を彷彿とさせて・・・カッコイイ。