きのう。ベッドの中から見た朝の雨はいつの間にか雪になり、あっという間に辺り一面が白くなった。
6年間履いたスタットレスタイヤは最後の2年は夏もそのまま履き潰し、タイヤの中央はレース用タイヤのように平になったところで、先日の車検のついでに新しいものに取り替えた。家で暖をとる薪はそれなりにあるし、予備用の灯油もタンクに2つ。お金はそんなにないけど、とりあえずはこれが記録的な大雪になったとしても何日かは普通に過ごせると思うと、とても幸せな気持ちになった。
こんな自然の変化と妄想だけで幸福感というのは得られるものなんだな。
妄想は現実にはあらず、昼まえには晴れ間が見え、夕方には路面の雪はすっかり溶けた。
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雪が降る前、やっつけで自転車の収納を作ってました。
店の西側の外壁を背に、随分前に作ったウッドデッキに接続して作った作業道具入れというか屋外ガラクタ入れの壁に増設したもので小屋のように独立したものではないです。こんな説明じゃ分かんないよね。
基本的には物置にあった木材を使い、屋根のトタン波板と基礎の沓石のみ購入。
前面の扉は、エイヤッ、と取り外します。それなりの重み(^_^;
赤い枠は野縁材で、下半分は薄めの杉板、上は塩ビ板。塩ビ板は何年か前に温室作ろうと思ったときにサンプル的に1枚だけ買っておいたもの。
省スペース化のため、自転車は上下に収納。
右奥に見えるのが何年か前に作ったガラクタ棚。自分で作っといて言うのも何だけど、あの頃は今よりも下手クソで、嫌になっちゃうくらい傾いて作ってしまったのだ。今回、この斜めを直さずに、何となく垂直に見えるように補正しながら自転車収納を増設。
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先日降った雪はすっかり溶けてしまったけれど、
また今週末にかけての寒波のおかげで今年はホワイトクリスマスになりそうだ。
クリスマスプレゼントにもなりそうな冬を描いた絵本。
「era inverno 」Aoi Huber-Kono/著
空で遊んでいた雲が、みんなまとまって大きな雲になり、
雨を降らせ、雪になり、森の木々や地面、すべてが雪に覆われる。
白とグレーだけの、シンプルだけど温かみのある絵と、ページをめくる毎に静かに雪が降り積もっていく感じがとてもいい。
そこにいろんな動物たちの足跡が次々に現れる。最後の1ページだけはカラーで、森で遊ぶ愛らしい仲間たちが描かれている。
この本のことを思い出しながら、那須高原の林に降り積もる雪を眺めていると、山の冬はなんて優しい気持ちにしてくれるんだろうと思ったりする。
piano piano tutto si nasconde
このページも好きだな。
著者のAoi Huber-Konoさんは日本人で、イタリアのグラフィックデザイナーMax Huber夫人でもあり、また日本のグラフィックデザイナー河野鷹思のご息女でもあるそうだ。
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ワインの抜栓をすることの多い飲食の現場で働く人にとっては定番でありまた信頼のソムリエナイフなのだと思う。
一日に何本か抜栓し、そして毎日使っているうちに手に馴染むというか、手が馴染むというか。長いこと使っていると、やっぱりこれは良い道具なんだな、と実感する。
フランス南部にある刃物の町ティエールにある、たくさんの刃物メーカーのうちの1つ、Chateau LAGUIOLE。ラギオールとは村の名前から来ていて、一般的にはライヨールと読み、この村のナイフはライヨールナイフと呼ばれるそうだ。シャトーラギオールはブランド名としてラギオールと読ませる。同じスペルでライヨールというナイフブランドからもソムリエナイフがあるから混同しやすくもある。
シャトーラギオールの目印はロゴと、この虫。
セミのように見えなくもないけど、これはミツバチなのだそうだ。
僕が使っているナイフのボディは黒い水牛の角を使用しているが、天然木を使ったものの方が多く、オールステンレスのタイプもある。
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