今回の旅はまず早朝の羽田空港からヴェネツィアへ
7年前、初めてのヴェネツィアは自分たちにとって衝撃的で、4日くらいの日程ではとても回り切れず、再訪を心に決めておりました。
僕にとってイタリアでの美術の見所といえば、ローマやフィレンツェは古代から中世とルネッサンスの美術の密度が非常に高く、その代わり現代美術が少ない印象なのですが、ヴェネツィアはペギーグッゲンハイムの近代絵画や、フランソワピノー氏のコレクションによるプンタデッラドッガーナとパラッツォグラッシによる現代美術、そして僕らの行ける1、2月を除いてはヴェネツィアビエンナーレもあり、ヴェネツィア派のルネッサンス絵画が街じゅうの教会にそのままの形で保存され見ることができ、近現代の美術も併せて、犇めき合うように見所がある濃厚な島という印象です。
また何と言っても、アドリア海に面しているので真冬にしては暖かな気候、オフシーズンなので良いホテルがかなり安いのも魅力です。
予算の都合上、今年はコンパクトに殆ど移動せずにヴェネツィアだけに絞って9泊。
昨日那須に戻りまして、これからまた、仕事の合間にメモを残しておこうと思います。
いくら掛かるの?という質問もあったので、その辺りも具体的に。
今回は韓国のアシアナ航空を使いました。
仁川経由ヴェネツィア・マルコポーロ空港行きで、行きは羽田発の早朝便、帰りは成田着でした。
航空券は往復50000円、今年は燃油サーチャージが高く21500円で、その他空港使用料や税金も合わせると79520円でした。
滞在先はサンマルコ広場近く。
宿泊予約サイトの割引があり、朝食のホットビュッフェ付きが9泊で62159円だったので、一人当たり31079円、とてもお得でした。
アジアからの宿泊者はとても少ないようでしたが、スタッフの方はフレンドリーにして下さり、とても良いホテルでした。
Hotel Violino D'Oro https://www.violinodoro.com
ざっくり往復の航空券と宿泊で一人当たり11万です。
毎月1万ずつ積み立てしたとしてギリ。
滞在先で生活費はカードという名の借金です。笑
早朝羽田発のアシアナを使うとヴェネツィア到着が現地時間で午後3時。
仁川での乗り換えも50分という短さ(ちょっと短すぎ?)でこれは便利。
マルコポーロ空港からは水上バスでサンマルコまで。
ヴェネツィア本島内は車が走れないので、上陸場所(鉄道駅かバスターミナルか水上バス乗り場)からは徒歩で石畳と階段の連続です。交通の便を考えてサンマルコの水上バス乗り場近くのホテルにしました。
空港からヴェネツィア間の水上バスは片道15ユーロ、往復で27ユーロでした。
復路は日付指定なしなので往復で購入しました。
バスを使ってベネツィア鉄道駅の近くにあるローマ広場行きの方がリーズナブルで早いかも。
でも今回は、「ベニスに死す」のオープニングのように海からサンマルコに降り立ちたかったのです!
結果、移動が とても楽でした。
水上バス乗り場。
路線により色分けされてますが、行きも帰りもブルーラインでした。
ムラーノ島、リド島を経由して約1時間ちょい。
結構のんびりしたものです。
仮にバスでローマ広場まで30分ちょいだそうで、そこからヴァポレット(水上バス)に乗ってサンマルコまで30分ちょい。
島内の移動を考えたら、サンマルコやサンザッカーリア周辺のホテルなら空港から水上バスで良いのかもしれません。
暗くなってきちゃったけど、目の前にサンマルコの鐘楼が見えてきました。
正直、一番前に乗りたかった。笑
5時にはホテルにチェックイン。
歩いてリアルト近くのスーパーまで。
サンマルコ周辺には大きめのスーパーはありません。
リアルトまで歩いても水上バスでも15分。
ヴァポレット乗り場から運河沿いすぐ近くに惣菜やチーズや生ハムの量り売りもしているスーパー(COOP)があります。乗り場近くにスーパーは2つあってDESPARの方は惣菜がなく小さいです。←プチ情報