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2015年06月 ARCHIVES

2015年06月02日

予報通りの雨でした。

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ナポリ2日目は予報通り雨が降りました。
雨といっても降ったり止んだり。
滞在中は晴れたり曇ったり雨降ったり雷なったりと、2月なのに夏のような天候の変化。
それにしても、こんなに海の色が変わるんだなぁ。

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嵐のあとみたいに看板倒れてますけど。

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水たまり。

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あ、ヴェスビオ見えた!

2015年06月05日

プレビシート広場でサンパオラ教会へ入ってみる。

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ナポリでの宿泊先がサンタルチアだと、毎日通るかもしれないプレビシート広場。
サンタルチア通りにもバス停はあるんだけどこの先のガッレリア近くのほうがバスの路線が多いから朝はバス停目指して、とはいえ、ナポリのバスは本当に当てにならなかったのであまり使えませんでしたが......。

いつも閑散としていたプレビシート広場。
サンパオラ教会と王宮のファサードが広場に面しています。
王宮の隣りにはサンカルロ劇場、ガッレリアもあり、そこから庶民的なお店や教会の密集したスパッカナポリにも入っていけます。
サンタルチア地区にホテルを取ったのは、サンカルロ劇場に行くのに歩いて行けるから。
夜中に終わって歩いて帰れるというのは鼻歌出るくらいに幸せなのだ。
東京だと蛍光灯の明かりの電車に乗った時に現実に引き戻される。
旅先くらいは劇場から歩いて帰れる距離にホテルがあるといいな、というのが今回の旅のホテル選びでもありました。

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せっかくだからサンパオラ教会に入ってみよう。
ここもファサードは修復中でしたが、王宮とサンカルロ劇場のファサードも修復中でそっちは囲いの中、特に写真もとりませんでした。

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2015年06月07日

BSアンテナを買ってみたので自分で取り付けてみるのだ。

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サッカーの試合を見るくらいでほとんどテレビを見る習慣がないのですが、ちょっと思うところあり、うん、BSが見られるようにしよう!と思いまして、
思い立ったら止まらない僕はインターネットでBSアンテナを検索、
ふーん、BS・110度CSっていうのを選ぶと良さそうだ、くらいに読みかじり、
アンテナの善し悪しなんて分からないので価格.comで評判のよかった東芝のBS・110度CSアンテナセット BCA-453Kを、ほぼ最安だったケーズデンWEBから購入。
送料込みで4500円也。

さーて、どこにつけよっかな。

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アルミ手摺り用の取付け金物がセットだったので、うちの居住部分2Fから緑化屋根にでる部分にある小さなベランダの手摺りに取り付けようと思います。
うちのは木製ですが。

これがベランダからの眺め。
左に見えますのが店舗の緑化屋根でございまーす。

庇みたいな波板は自転車小屋と物置き、その先のパーゴラのあるところが店のテラス部分です。

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親世帯の住居部分を見下ろしますと、5年前に作ったウッドデッキ
屋根からの雨だれのあとが白くなってます。
ヤマボウシも大きくなったねー。

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さっそく手摺りに金物を取り付けてみました。
説明書には垂直を確認すること、南西に向けること、と。

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アンテナもつけてみました。
なんかもうできちゃった感じじゃない?
ケーブルをアンテナの出力に接続して入力は.......

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振り返ったところにある屋根の破風に取り付けた地上波アンテナのブースターに接続。
地上波と衛星波が一緒になって家のなかに入っていくんだなぁ。

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ということで、室内のテレビアンテナケーブルの差込から取り出した電波をまた地上波と衛星波に分ける分波器を購入しました。これをテレビの背面で分波させテレビに入力。
こちらamazon.comから、HORIC アンテナ分波器 BS/CS/地デジ対応 白ケーブル2本付き(S-4C-FB) 40cm BCUV-971、880円也。

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うちの周りは林なので、狙いとしては、あのお隣りの家の屋根の上にぽっかり空いた隙間から受信するつもり。
アンテナの角度は縦方向の仰角はうちの辺りは37度くらいとのこと。
テレビの設定で衛星アンテナへの電源供給をオンにして.......
衛星電波、さあ来ーーい。ポピポピポピポピ.........

全然来てません。。

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2015年06月16日

スパッカナポリを散策

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天気予報では雨だったのでポンペイや見晴らしが良さそうなところには行かずにスパッカナポリをぶらぶらすることにしたのだ。

そもそもは冬は波が高いそうでがんばってカプリに行っても青の洞窟などは入れないとのこと。
ま、今回のナポリの目的は、泳がないけど、海みてピザ食べてぶーらぶら、なのだ。
ローマのベルニーニを中心にしたバロック巡りと、フィレンツェのミケランジェロを中心にしたルネッサンス巡りの間にナポリを持ってきたのもそういう理由。

まずはガッレリア近くのインフォメーションへ。
受付の女の子のおすすめを聞きながら親切にも印をつけてくれたマップを持って路地へ。

ナポリのガイドブックってあまりないし見てないからよくわからないのだけど、
ナポリの旧市街にあたるスパッカナポリは庶民的で好きだという人や、危ないという人、もいますね。
個人的には、たしかに治安の良くなさそうな場所もあったけど、広い道は人も多くまったく問題なさそうという感じ。もちろん、手荷物などはそれなりに用心した上での話ですが。

ただこの写真の、スパッカナポリの目抜き通りでもあるトレド通りから山に向かって上り坂になっているスペイン地区などの細い路地は、気を抜くと危ないという情報もありましたから、難を避けて人がいない通りは歩かないようにしました。

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たしかにブティックのある目抜通りとはちと違う雰囲気がありますな。

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さて、トレドからスパッカナポリに入ってジェズ・ヌォーヴォ教会とサン・ドメニコ・マッジョーレ教会に面したジェズ広場へ。

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サン・ドメニコ・マッジョーレ教会は有料だったので入らず、ジェズ・ヌォーヴォ教会へ。
このファサードは独特だな。
外観はモノクロームで地味ですが、なかはかなーり豪華な大空間です。

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ジェスヌォーヴォからすぐの場所にあるサンタ・キアラ教会
ここは教会が密集してるなぁ。

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シンプルで美しい教会です。

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2015年06月18日

Di Matteo ディ・マッテオのピザ

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ちょうど昼に、たまたま通りかかったらたまたま誰も並んでなくて、
店のおじさんが玄関まで出てきて、ピザ食うか?と話しかけてきた。
あ、ここ有名な店だ、と思ったので、シー、と答えてみる。
ヴォレイ ウナ マルゲリータと言ってみた。
どうやら持って帰れるらしい。
店に入ったら2人で2枚注文しなくちゃだし、これならハシゴできそうだ。

で、今作ってくれてるのがそのおじさんで、あれが僕らのマルゲリータなのだ。
睨まれてるように見えるけど.........写真撮っていいと言われてるのだ。

店先にレジがあってそこで待つらしい。
待っているとレジ係のお兄さんが、注文は?と言うから、先に会計するんだと思って、持ち帰りでマルゲリータを1つと言ってみる。
すると焼き置きの小さいピザを包もうとしたので、ノーノー、もう注文したし、あれが僕のだ、指差しながら言ったら、何とか分かってもらえたようだ。
持ち帰り用の焼き置きもあるんだなぁ、やっぱり焼きたてがいいや。
ついでにコロッケも1つ追加してみた。

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箱に入りきらないピザのできあがり。

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2015年06月20日

da Michele ダ・ミケーレのピザ

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雨が降ってきたので雨宿りを兼ねてダ・ミケーレに向かってみた。

評判通りに店前は人集り。
ちょっとなか覗いてくるよ、と言って、店に入ってみると、ダラスバイヤーズクラブのマシューマコノヒー似で腕にいっぱいタトューを入れた少し怖そうなおじさんと目があったので、2人、と言ってみる。
頷きながらちょっと待つように言ってるようなジェスチャー。
なんだかすぐ座れそうな気がする。
慌ててうちの奥さんを呼んでみる。
タトューおじさんと目が合うと、彼は親指で店の奥を指差した。

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ピザ釜のあるスペースはぎっちり満席、ピザ釜の手前を右に曲がり段になった踊り場のようなスペースも満席、その先にもうひと部屋あったけど、どこも一杯で、部屋にいた店の人に、2人だ、と言ったら一杯だから戻れと言われた。

戻ってみると、さっきのタトューさんと目が合ったので、両手を広げて困った顔をしてみた。
怪訝な顔になって、小走りに奥の部屋を見に行き、戻って来て、オッケーこっちだ、とピザ釜のスペースに空いたばかりの席に通してくれた。
強面だけどいい人だ。
そして確かに評判通りの人気店だ。

あ、ジュリアロパーツの写真が貼ってある。

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メニューはマルゲリータとマリナーラしかないから、ひとつずつとガス入りの水を注文してみた。

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存在感のあるマルゲリータなのだ。

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そしてマリナーラなのだ。

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2015年06月28日

町からの放射能線量低減作業への補助金を受けてみたのだ。

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作業はゴールデンウィークだったから、もう2ヶ月近く経ってしまった。
正直、こういうのは何だか書きにくい。
うちの辺りでは2つの除染作業が並行して進んでいて、以前、国際航業による計測があった「戸建て住宅等の除染」というのとは別に、町からの線量低減作業に対する補助金制度というのがあるのだそうで、たまたま近隣で作業していた指定業者さんの営業から話は進んだのでした。
指定業者というのは町内にある建築や土木などの会社が研修を受け除染作業の認可を得ているのだそうだ。

指定業者さんの用意した見積もりと施工予定図などの書類を町役場の環境課に提出。
1週間くらいで許可が下りて業者に連絡。
作業がはじまり、2日で作業完了。
役場の確認が終わってから、指定口座に町から補助金が振り込まれると知らせがあり、
それを引き出して指定業者に支払うという流れでありました。

うちの場合は、駐車場が広く材料が増えたとのことで実費も支払いましたが、
町のホームページには業者は言わなかったけど、町からの補助金はそもそも費用全体の8割で上限が20万円までとある。

またこんなこと書くとその関係の方は文句の電話を掛けてきたりするのであまり深入りはしたくないけど、、おそらく想像に易い部分、町の緩いルールと、業者の見積もりと作業内容の中のこの業界によくあるグレーゾーンを想像力で補ってください。
その作業と金額が見合ってないと思っても、補助金があって自己負担も無くせるとなれば見積もりを叩くひとなんていない。これは原発事故で生まれた新しい仕事なんだな。

町の補助金を受ける作業をするにあたって、これから国際航業の計測した除染作業も待っているので、はじめは除染対象をギリギリ下回ってはいるけど線量の高い部分を抑えてもらおうと思ったのですが、
2世帯に住む親より、国の除染は表土を庭に埋めていつ取りに来るかわからないから作業もして欲しくない、という意見がありました。
たしかに気持ちはわかるし、仮にそれを取りに来たとしても県内のみんなの家から集めた草や表土を持って行く先が澄んだ湧水のある森だったりするんだったらうちに埋めといたって構わないかもしれない。
次の原発事故が起こるまではこれ以上線量が上がることもないでしょうし。

ということで高い見積もりに実費をプラスして範囲を増やしてみたのでした。
国際航業のほうの除染作業前の計測で線量が下がっていれば作業もしないのだそうだ。

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家の北側、この時も地表1cmの線量が0.42μSv/hという、そこそこハイスコアな部分も砕石を敷いてもらいました。
今となっては線量に神経質になることはなくなったし、この4年間しゃがんで作業してる時間も少なくなかったわけだけど、このことは慣れたからといって忘れてしまってはいけないのですよ。

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人が歩くところも砕石になって、あれ、アプローチっぽくなったぞ。

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2015年06月29日

ナポリのあてにならないバスと夕立とクラクション

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ヨーロッパの都市部での移動はいつもバスを頼りにしていました。
しかし、どーもナポリではバスが思うように来ない。
大きな路線の発着所はまだいいのだけれど、小さな路線はいくら待っても来なかったり。
地元の人は停留所で少し待っては、ダメだこりゃ、というリアクションをしながらいなくなってしまう人が多かったりする。
バスよりメトロのほうがよっぱど早かったしキレイだったけど、不安になるくらいに利用者が少ない。
なんでなんだろう。

基本的に、こっちの人はせっかちなんだろうか。
タクシーに乗ってると、クラクションを鳴らすタイミングが早いのに驚く。
信号が赤でタクシーが止まる。
交差する通りの信号が赤になると車はゆっくり動き、青になった瞬間に前の車のブレーキランプが消えないとクラクションを鳴らす。
町中がクラクションの音で溢れている。

大きな独り言のような文句も多い。
前の車が遅いとハンドルから手を離しジェスチャーつきで文句をいう。
バス停に立っていると、目のまえの水たまりを車が通ろうものなら、跳ねた水と過ぎ去る車を交互に差して大声で文句を言う。バス停に何人か並んでいると男女とも全員が一斉に同じことをする。
はじめはビックリしたけど、だんだん楽しそうに見えてくる。
これはストレスがたまらなくて良さそうだ。

タバッキでバスのチケットを買おうと思った。
店のおばさんに、回数券をください、と言ったら、ないと言って一日券を出された。
ガイドブックに載っていたので、これ、これ、と見せてみる。
だから、ない!と怒られた。
どこで買えるの?と聞こうとしたら、大きな手振りを交えて30秒くらい怒っているように途切れなく大声で話している。
目を見ながら聞いいていても、何を言われているのかわからなかった。
だんだん楽しくなってきたので肩をすくめながらニコッしたらおばさんもニコッとした。
笑いながらヤレヤレ、という感じで、僕の手にあったガイドブックを指差し、フィニッシュ!と言った。
あー、フィニッシュ、と言った。
フィニッシュ、フィニッシュ、とおばさんは言った。
2枚、一日券を下さい。
お金を払い、チャオ、といったら笑顔でチャオだった。
怒ってるような大声は通りまで聞こえていたらしい。
疲れさせちゃったかな、観光客は迷惑だな、と思った。
でもいい人でよかった。

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